ダニエル・J・ダービー
概 要
 DIOの刺客。エジプト九栄神の一人。30歳。

 顔にマンドリルみたいな模様がある、ダンディな髭男爵。生粋のギャンブラーであり、スリルを求めて全世界を旅している。
口癖は「グッド」。
ギャンブルは人間関係と同じ騙し合いであるという持論を持つ。

 イカサマの天才であり、本人は「バレなければイカサマではない」と語っている。
相手にそれと気づかせない巧みな話術と手さばきを持ち、さらに優れた洞察力と非常に神経質な性格の持ち主。
しかし博打打としてのプライドは高く、自身を「生まれついてのギャンブラー」と名乗る。また自分の名前を間違えられると冷静さを失いキレる。

 彼のスタンドは「魂を奪う」一点に特化したスタンドであり、彼の頭脳や洞察力はまさに彼自身の能力である。
そのため、これまでスタンド同士のバトルを展開してきた第三部において、スタンドに頼らない純粋な白熱した頭脳戦の駆け引きが繰り広げられた異色のストーリーである。
承太郎も無理やりなはったりをしなければ勝てなかった相手であり、自身も「一人で4人を一気に倒そうとした強敵だった」と述べている。

 弟にテレンス・T・ダービーがいるが、兄弟仲はあまりよくなかったようである。
しかしスタンド能力は弟の方が優れており、ダニエルは生まれてこの方、勝負事においてテレンスに勝ったことが無いらしかった(というより、負けることを分かっていて一度もしたことが無かった)。
劇中での活躍
 カイロの酒場でDIOの館を探すジョースター一行のもとに現れ、まずポルナレフの魂を奪う。
そしてジョセフを相手に勝負に出るが、彼のイカサマをさらに上回るイカサマで下し、ジョセフも封印し、ついに承太郎とポーカーで戦う。

 ディーラーを、その辺で遊ぶ子どもにしたてた部下にやらせ、用意周到なイカサマを張り巡らすが、その洞察力と神経質な性格が災いしてしまう。
カードを伏せたまま勝負に出、一行はおろかホリィの魂まで賭ける承太郎の豪胆さと、垣間見える「スタープラチナ」の素早い動きにプレッシャーを与えられ、さらに「負ければDIOの秘密を喋ってもらう」という要求に緊張が極限状態に達し、立ったまま気絶し敗北。
その場で発狂してしまったため、DIOの秘密は聞けずじまいだった。

 ちなみにダービーの役が「キングのフォアカード」であったのに対し、承太郎は役なしの「ブタ」だった。
能 力
スタンド名オシリス神
像分類人型操作分類特定条件下発動型
破壊力スピード射程距離持続力精密動作性成長性
EDDCDD
 タラコ唇の顔をした小柄な人型のスタンド。

 本体が行った「賭け」に負けた人間の魂を抜き取り、コインに変える能力を持つ。
「賭けが行われた」という判断は、相手がそう宣言する、誓約書を書くなど、なんでもいいので相手にその気にさせれば発動の準備は整う。
心の中で「敗けた」と思った瞬間に能力は発動し、相手が思えばコインにされ、ダービーが思えば魂は解放される。本体が負けを認める前に死んでしまえば、魂は解放されることなくあの世へ行く。

魂のコインを複数枚に分裂させ、賭けのチップとして扱うことも可能。あくまで中立な立場にあるスタンドであり、攻撃能力は一切持たない。
名 言
ところでこいつはわたしの猫さ
イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北なのです わたしはね 賭けとは人間関係と同じ・・・だまし合いの関係と考えています 泣いた人間の敗北なのですよ
グッド!
わたしはバクチ打ちだ・・・「誇り」がある 負けたものは必ず払います 負けんがね
ダービーだ・・・二度と間違えるな!わたしの名はダービーというんだ!オービーでもバービーでもない!
「もう酒の表面張力は限界だ」「無理だ」と考えているのだろう・・・?ちがうんだなそれが・・・
ニヤリ!今日も絶好調だ・・・
わたしはDIO様のために闘いに来たのではないッ!生まれついての「賭け師」だから闘いに来たのだッ!
このダービーにハッタリなどかましやがって そのポーカーフェイスをゲドゲドの恐怖づらに変えてから敗北させなきゃあ気がすまん!
ヒイイイイイイイイ 言ってやるゥゥゥゥ 俺は最強のバクチ打ちだァァァァァァ 受けてやるゥゥゥ コールしてやるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ コール!コール コール!コール!コール!コール!コール コール コール コール コール コール コール
イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ そおーれッ!みんなあ~いっしょにマージャンやろーよお~ バックギャモンも楽しいしサイコロもスリルがあるよ~ ぼくが一番だろーけどさぁー
戦 績
相手勝敗決着の台詞
ジャン=ピエール・ポルナレフ勝ちところでこいつはわたしの猫さ
ジョセフ・ジョースター勝ちGO AHEAD Mr.JOESTAR!
空条承太郎負け立ったまんま気を失っているゥゥゥ
総合戦績3戦2勝1敗





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