ディエゴ・ブランドー | |||||
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概 要 | |||||
イギリスの下級貴族出身の天才ジョッキー。ジョニィ、ジャイロのライバル。愛馬は「シルバー・バレット」。 一巡した世界における、第一部のディオ・ブランドーであり、本作でも通称は「ディオ」または「Dio」である。 性格は第一部のディオ同様、狡猾で勝利のためには手段を選ばない危険な人物。 騎手としての腕前も超一流であり、また他人の馬のクセを一瞬で見抜きその弱点を突くなど、卓越した技術も持つ。 自分以外の人間は基本的に信用せず、援助を乞うことも無い孤高の人物。 ジャイロなどを田舎者とバカにし、また大統領と組み「遺体」を狙うことになっても彼らを見下している。 ジョニィが若い頃に彼の兄ニコラスの付き人を務めていたこともある。 もともと若い夫婦の間に望まれない子として生まれ、その後母親一人の手によって育てられる。 しかし彼らの保護者である男からの嫌がらせと、我が子のためにそれに耐える母親の姿を見て、Dioは乗馬の世界で成り上がり自分たちを蔑み無視した人間すべてに復讐を誓う。 なお、母親は23歳の若さで破傷風で亡くなっており、Dioは嫌がらせのために死んだと思い込んでいる。 物語の最初から最後までジョニィたちの敵として立ちはだかり、事実上最後の敵として戦うことになった人物でもある。 ジョニィをして「何をしでかすかわからない」「人を平気で裏切る」と評される人物で、第一部のディオと非常によく似ている。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
第1ステージからジャイロたちと熾烈な争いを繰り広げる。 当初はレースで1位になる事を目的としていたが、やがて自分のプライドと勝利のためにジョニィたちと敵対する。 「遺体」争奪戦に参加し、大統領と取引を持ち掛けることもあったが、互いに信用はしていなかった。 またレース序盤で「遺体」の左眼球を手に入れ、スタンド能力を手に入れている。 レース終盤、大統領から「遺体」を奪うためフィラデルフィアへ向かうが、そこで大統領と対決。 彼の能力の前に殺されかけるが、ウェカピポを犠牲にすることでかろうじて生還する。 その後、「D4C」の弱点を掴み、ホット・パンツと共闘して大統領を追いつめるが、「ラブトレイン」の能力に目覚めた大統領の前に敗北、列車に轢断されて死亡した。 その後、ジョニィとの戦いに敗れた大統領に違う世界から連れてこられ、「遺体」の奪還という任務を託される。 「遺体」をジョニィたちから奪い、さらに最終ステージで「タスクACT4」を攻略してジョニィを打ち負かす事に成功、「遺体」を大統領が用意したシェルターに運び込む。 しかし「遺体」を納骨した直後、ルーシーが持ってきた基本世界のDioの首を自分自身にぶつけられ、消滅した。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | スケアリーモンスターズ | ||||
像分類 | 同化型 | 操作分類 | 変化型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
B | B | D | A | C | B |
自分や他の生物を恐竜化させるスタンド。 フェルディナンド博士の能力とほぼ同じだが、こちらは自分自身も恐竜化することができる。 元々Dioに備わっていた能力が、フェルディナンドによって呼び起こされ、それが「遺体」の力で定着させられたものだとみられている。 恐竜化しても自意識はあり、言葉をしゃべることも可能。動体視力の良さや動かないものが見えない点は普通の恐竜と同じ。 また嗅覚が異常に優れるようになり、さらに恐竜化したものとも感覚を共有できる。 |
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スタンド名 | ザ・ワールド(THE WORLD) | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
A | A | C | A | B | B |
平衡世界におけるDioの能力。第三部に登場するDIOの能力である。 第三部のDIOのスタンドよりもやや華奢な体躯でカマっぽいが、これは「JOJO A GOGO!」のデザインに準ずる。 近距離パワー型スタンドで、「時を止める」能力を持つ。 止めていられる時間は5秒ほどで、本体であるDioのみはその空間を認識し、自由に動ける。 |
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名 言 | |||||
なんて事はないヤツのようだったな・・・今 ただのド素人と認識した・・・先が読めた なんであろうと・・・必ずクセというものがある どうせ・・・最後に追い抜くのはこのDioだ 答えはガラガラヘビだよ!毒 どくぅーっ 道をどくヘビィィーってね! 気分がいいッ!なにかすごく気分が爽快なんだッ!いいぞッ!さっきの落馬のせいかな・・・体もすごく軽いッ!日が暮れるのが残念だ! くそ田舎者どもッ!オレは必ず社会の頂点に立ってみせる!そしてオレを邪魔するヤツらは靴の中にシチューをもらう事よりもっと屈辱的に「誇り」を切り裂いて地面の上にはいつくばらしてやるぜッ! クアアアアァアアアアアアアー 「いいか!馬を止めたのは」オレの2m以内に近づけるのはこの今が最後なんだと警告するためだ・・・2度と近づいたら今度は喰い殺す これからの「走り」でおまえらに再起不能という言葉を教えてやるぞッ!! 無駄だ無駄ァァァッ 勝ったッ!!レースもッ!次の「遺体」もッ!そしておまえらのもッ!これで全てはこのDioのものだッ! 「スタンド使い」がひとり欲しい このDioに忠実な「部下」としてだ 繰り返すぞ 「部下」だ せいぜいしっかり捕まえなよのセカイって感じだぜ このDioには関係のないセカイだしな・・・カスどもが・・・ ジョニィ・ジョースターは生きている方がふさわしい 保護色か?ランプは好きか?明かりはつかないという意味だが ウザイ態度はもうやめとけ URYYYYYYY あいつはひとり捨てたんだ・・・(「スポンジ」が分かれた) おまえはこうするためにこの大陸に来たと考えろ 「左眼球」は「一個」だけだった それは間違いない「確かな事」 あの「聖なる遺体」は特別で真に重要なもの そしてどこの世にも存在しないたったひとつの奇蹟なんだ この世界が「全ての基本」だ!! 後悔させてやるぞ・・・!!勝利の風はこのDioの背後から追って吹いている・・・ 覚悟はあるか!殺しに行くぞッ! しょせん人間はハトの群れと同じだ 一羽が右へ飛べば全部が右へ行く どいつもこいつも自分の利益とうぬぼれしか見ようとしない気取り屋どもの集まりだ オレはもっと気取らせてもらってそういう「ハトの群れ」をとことん上から「支配」してやるぜッ! ブッ殺してやるッ!! WRYYYYYYYYYYYYYYY 切り裂いた首のその傷はッ!オレがいた人間世界の悲惨の「線」だ・・・WRYYYYYYYYーッそしてこれがッ!それを越えた線ッ!このオレがッ!!手に入れるこの世界への「線」だッ!! 「THE WORLD」 オレだけの時間だぜ なんだかそりゃあお気の毒だな・・・だが・・・大統領・・・オレに何が言いたい?死ぬ前に飲み物でも欲しいのか? 「5秒間」という言い方は・・・―そうだな―まったく理屈に合わないが・・・ あの「エネルギー」は危険だ・・・あってはならない能力・・・となるとオレも「覚悟」を決めなくてはならないな・・・この世界のジョニィ・ジョースターはオレにとって「最大の試練」だ 試練は「克服して必ず殺す」 お楽しみはここからだ・・・「計画」は出来た・・・ 串刺しにしてやる おまえは串刺しになるんだ・・・来い!!ジョニィ・ジョースターッ 結着は止まる時よりも「早く」着くだろうッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄アァアッ!! このオレに向かってこんな事を・・・勝利者はこのDioだ!!・・・やめろッ!オレが世界の頂点なんだ・・・やめるんだッ!!薄っぺらなたかがカスの小娘のくせに!!よくもこんな事をしてくれたなッ!生かしておかないッ! |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
ジャイロ・ツェペリ | 負け | もっとクセを出して走れ |
ジョニィ・ジョースター | 勝ち | 「眼球」を盗られたッ!! |
ジャイロ・ツェペリ(2回目) | 勝ち | 飢えたようになにがなんでも・・・ |
ジャイロ・ツェペリ(3回目) | 負け | Dioが遅れたッ!! |
ファニー・ヴァレンタイン | 負け | 奪われた・・・「遺体」は全て・・・ |
ファニー・ヴァレンタイン(2回目) | 負け | 勝ったのはオレの方・・・だ!! |
ジョニィ・ジョースター(3回目) | 勝ち | 「回転」は・・・おまえ自身がくらえッ! |
ルーシー・スティール | 負け | やめろオオオオオオWRYYYYYYYYーッ |
総合戦績 | 8戦3勝5敗 |
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