DIO | |||||
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概 要 | |||||
第三部「スターダストクルセイダース」のラスボス。100年の時を経て蘇ったジョースター家の宿敵。 「悪の世界のカリスマ」として君臨し、世界中からスタンド使いを集め、ジョースター一行を亡きものにしようとする。 彼に従うものはそのカリスマに呑まれたものや、彼の細胞「肉の芽」を埋め込まれたものなど、多岐にわたる。 本人はエジプトに構える自身の「館」に籠もっている。DIOの首から下はジョナサン・ジョースターの肉体であり、これがまだうまく馴染んでおらず、力が100%出せないためである。 引きこもりではない。本気出してないだけである。館にいるDIOは常に顔が影で隠され、より大物ぶりが強調されていた。 しかし、能力的にあまりにチート過ぎたためか、性格は100年前以上に驕りが高くなっており、「小物」と評価するものも少なくない。 特に、登場まで散々大物臭を醸し出させていただけに、承太郎に対し焦りを見せたりするDIOを「雑魚」呼ばわりするものも多い。 しかしそれも含めてDIOが好きというファンも多い。現実世界でもそのカリスマぶりを発揮しているようである。 第三部以降DIOが直接登場することはないものの、ストーリーにおける役割としては重要なポジションを占め続けることになる。 第六部ではラスボスエンリコ・プッチの親友として登場するが、この時のDIOには第三部のような傲慢さはなく、自らの考えをプッチと対等に話し合える穏やかな人間味あふれる性格になっている。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
エンヤ婆の手によりスタンド「ザ・ワールド」を身に着け、その力をもってして花京院を殺害し、ジョセフに致命傷を負わせた。 しかし同じタイプのスタンドである"承太郎の「スタープラチナ」に時が止まった世界に干渉され戦況は一変する。 追い詰められながらもジョセフの血を吸い取り「最高にハイ!ってやつだ」状態になるものの、最期は承太郎に力負けし、上半身を木っ端微塵に砕かれて敗北した。 第六部ではプッチの回想シーンで登場し、自分を陽の光から匿ってくれたプッチに恩を返すため、スタンドの「矢」を授けた。後にプッチに「天国へ行く方法」を説いている。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | ザ・ワールド(世界) | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
A | A | C | A | B | B |
頭が色々とんがってて身体中にハートマークのある人型のスタンド。近距離パワー型でありその実力は「スタープラチナ」に匹敵する。
単純な肉弾戦でも相当な実力を発揮しており、生身の人間なら殴るだけで身体を突き破ったり、骨を一撃でへし折るレベルである。 スピードも速く、承太郎との初戦では「スタープラチナ」のオラオララッシュに打ち勝っている。一方で射程距離は短く、花京院曰く「10mもない」。 必殺技は「スタープラチナ」のオラオララッシュに対しての「無駄無駄ラッシュ」。 そしてこのスタンドの能力の真骨頂は、「時を止める能力」である。 時が止まった世界ではDIOとその世界を認識したもの以外は動けず、傍から見るとDIOが瞬間移動しているように見える。 発現当時は一瞬だったが、承太郎交戦時には5秒、最終的には9秒止めることができており、さらに伸びしろがあったようである。 また、DIOは不老不死であるため、どれほど時を止めても自身だけが肉体が衰えていくという心配もない。 この能力はDIOが「『時間』という拘束具から解放されたい」という願いを体現したものであるとされる。 当人は「世界を支配する能力」と形容しており、第三部ではまさに最強と言える能力を持ったスタンドである。 タロットの暗示は大アルカナ21番目のカード「世界」。完成を意味する。 |
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スタンド名 | ハーミットパープル(隠者の紫) | ||||
像分類 | 植物型 | 操作分類 | 近距離型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
D | C | D | A | D | E |
茨状の形をしたスタンド。
ジョセフ・ジョースターのスタンド「ハーミットパープル」と同じく、念写の能力を持つ。 当初はジョセフのものと違い、カメラを叩き壊さずとも見たい映像を見れるようになっていた。 また、至近距離にいる相手の思考を読み取り、水晶に映し出すという芸当もできた。 ジョセフのスタンドと比べその成長ははるかに進んでいたが、後にジョセフも同等の能力を使いこなせるようになり、またDIOの「ハーミットパープル」もほぼ使われなくなった。 原作ではこの能力に言及はされなかったが、西尾維新の小説「OVERHEAVEN」で改めてこのスタンドが「ハーミットパープル」であると言及された。 同作によればこのスタンドは、固有のスタンドと言うよりもジョースターの血統に表れるスタンド能力であるとされている。 第3部におけるDIOの肉体はジョナサンのものであるため、ジョースター家ではないDIOにもこのスタンドが使えたということになっている。 |
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名 言 | |||||
第三部「スターダストクルセイダース」 | |||||
「君は・・・普通の人間にはない特別な能力を持っているそうだね?」「ひとつ・・・それをわたしに見せてくれるとうれしいのだが」 おれは「恐怖」を克服することが「生きる」ことだと思う。世界の頂点に立つ者は!ほんのちっぽけな「恐怖」をも持たぬ者ッ! 正確に言おう!ジョースターに恐怖しているのではない!ジョースターの血統はあなどれんということだ! ジョセフ・ジョースター!きさま!見ているなッ! 今度こそジョースターどもを殺して来てくれよ わたしのために 気に入った・・・殺そうとする一瞬・・・汗もかいていないし呼吸もみだれていないな 冷静だ・・・ 歩道が広いではないか・・・行け 関係ない 行け 知るがいい・・・「世界」の真の能力は・・・まさに!「世界を支配する」能力だということを! 老いぼれが・・・!きさまのスタンドが一番・・・なまっちょろいぞッ! せっかくジョセフがわたしの「世界」の正体を試験終了チャイム直前まで問題を解いている受験生のような必死こいた気分で教えてくれたというのに・・・・・・ 突きの速さ比べか・・・無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 こともあろうに!このジョースターの末裔が・・・『我が・・・止まった時の世界に・・・』入門してくるとは・・・! このDIOは全ての生物や全てのスタンド使いをブッち切りで超越したのだ! 早く持って来いッ!!スチュワーデスがファースト・クラスの客に酒とキャビアをサービスするようにな・・・・・・ 貴様はチェスや将棋でいう『詰み』にはまったのだッ! 止まった時の中はひとり・・・このDIOだけだ 『ジョースター・エジプト・ツアー御一行様』はきさまにとどめを刺して全滅の最後というわけだな・・・・・・ な・・・なんてことだ・・・このDIOが・・・・・・気分が悪いだと? かかったな!承太郎ッ!これが我が『逃走経路』だ・・・きさまはこのDIOとの知恵比べに負けたのだッ! そうだ、ジョセフ・ジョースターの血を吸うための『逃走経路』だ! なじむ・・・実に!なじむぞ フハハハハハ フフフフフハフハフハフハ フハハハハハハハハハハハハハハハハハ フハフハフハフハフハフハフハハ クックックッ 最終ラウンドだ! 「世界」 時よ止まれッ!WRYYYYYYYYYYーッ ンッン~♪実に!スガスガしい気分だ!歌でもひとつ歌いたいようなイイ気分だ~フフフフハハハハ 最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハハーッ ロードローラーだッ! 不死身ッ!!不老不死ッ!フフフフフフフフッ スタンドパワーッ!フハハハハハハハハハ これで何者もこのDIOを超える者はいないことが証明されたッ! あるのはシンプルなたったひとつの思想だけだ・・・たったひとつ!「勝利して支配する!」それだけよ・・・それだけが満足感よ! 過程や・・・方法なぞ・・・どうでもよいのだァーッ |
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第六部「ストーンオーシャン」 | |||||
「天国へ行く方法」があるかもしれない 真の勝利者とは「天国」を見た者の事だ・・・どんな犠牲を払ってもわたしはそこへ行く どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある 王には王の・・・料理人には料理人の・・・それが生きるという事だ 部下同士でケンカを始めたら組織は終わってしまう なぁ・・・知ってたか?プッチ パリのルーブル美術館の平均入場者数は一日で4万人だそうだ 君はわたしをいつか裏切るのか?なぜわたしを襲わない?君はわたしの弱点が太陽の光で昼・・・暗闇で眠るのを知っている わたしの寝首をかけばいいだろう・・・わたしの「ザ・ワールド」をDISCにして奪えば君は王になれる やれよ・・・ 君は「引力」を信じるか?わたしに躓いて転んだ事に意味がある事を!? 君がわたしにどういう印象をもったのか知らないが わたしは「出会い」を求めて旅をしている |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
ホル・ホース | 勝ち | 今度こそジョースターどもを殺して来てくれよ わたしのために |
花京院典明 | 勝ち | これが・・・「世界」だ・・・花京院 |
ジョセフ・ジョースター | 勝ち | 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 |
空条承太郎 | 負け | このDIOがァァァァァァ~ッ |
総合戦績 | 4戦3勝1敗 |
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