エンヤ婆
概 要
DIOの忠実な部下。「魔女」の異名をとっており、DIOをスタンド能力に目覚めさせた張本人。 J・ガイルの母親で、彼同様「両右手」である。本名はエンヤ・ガイル 　DIOのそばで彼の人生を見届けることを生涯の楽しみとしていた。J・ガイルを溺愛しており、彼が殺された際には聖痕が彼女の顔に浮かび上がり、彼の死を非常に悲しんだ。 当初はジョースター一行などさほど気にも止めていなかったが、これを機に自ら出陣、執念深く一行の命を狙う。 その執念深さはスタンドパワーにも反映されており、中盤で非常に強力なスタンド使いとして登場した。 また老婆であるにもかかわらず、脚力はポルナレフをして「ジョイナー以上」と評するほど速い。
劇中での活躍
パキスタンで宿屋の主人に化けてジョースター一行を迎え撃つ。 ホル・ホースを息子の敵の一人と始末し、さらにポルナレフを襲い手玉にとった。 しかし承太郎の策略により正体を見破られ、「ジャスティス」による攻撃には成功するものの、「スタープラチナ」により「ジャスティス」の頭部を吸い込まれ呼吸ができなくなり、そのまま気絶してしまう。 　その後、DIOのスタンドの秘密を聞き出すため一行に保護されるが、カラチに入った際に鋼入りのダンに口封じで殺される。 エンヤ婆の体内にはDIOによって肉の芽が埋め込まれており、それを知った彼女は絶望した。 しかし自らがDIOに捨てられたと分かっても、最期までその秘密を漏らすことはなかった。その執念にはポルナレフも敬意を払った。 　第四部では、スタンド能力を発現させる「弓と矢」を作ったものとして、名前のみが登場する。 また第七部では、彼女そっくりのジプシー占いの老婆が登場し、ポコロコに50億人分の1の幸運を教えた。
能 力
スタンド名		ジャスティス（正義）
像分類	不定型		操作分類	遠隔操作型
破壊力	スピード	射程距離	持続力	精密動作性	成長性
D	E	A	A	E	E
王冠を被った骸骨のような姿をした霧状のスタンド。霧状であるため物理的な攻撃は一切通用しない。 　攻撃し、傷をつけた部分にコイン大の穴をあけ、そこに霧状の糸を通して本体の意のままに操ることができる。 小さな傷でも攻撃が決まりさえすれば、スタンドの発動条件は満たされる。 この能力で生者、死者を問わず、百人でも千人でも人間を操ることができ、作中では墓場の亡者たちを復活させ、普通に生活する人間のように振る舞わせていた。 また、墓場を一つの町のように見せかけていたが、町一つを覆い尽くし幻覚を見せるほどのスタンドパワーは、彼女の恨みと執念深さを象徴しているといえよう。 　タロットの暗示は大アルカナ11番目のカード「正義」。公平、誠意を意味する。
名 言
あなたの守護霊はとてつもない力を持っている 悪運の強い変わった運命もその影響じゃ！あなたの人生を見てみたい！それだけでいいのじゃ わしは・・・ 心の清い誠実なおまえが死ぬなんてきっとやつらに卑怯なことをされたんだろうねえ オロローン 息子の苦しみの1000倍もだえさせてからポコチン切りとって内臓ひきずり出してブチ殺してやるからねッくきィ～ッ 「正義」は勝つ！ このクサレガキャア～ッ やっぱり今ブチ殺さでおくべきかァ～っ 脳みそ！ズル出してやるッ！背骨バキ折ってやるッ！タマキンブチつぶしてやるッ！息子の恨み 今晴らしてやるッ！ ぬアアアめるよォオオオオにィィィィ だよん　レロレロレロレロ ほいほいもっと言え もっと言ええ～ そういうセリフはもっといいなさいじゃケケケ D・・・IO・・・様・・・は このわしを信頼してくれている いえるか HBの鉛筆をベキッ！とへし折る事と同じようにッ　できて当然と思うことですじゃ！

戦 績
相手	勝敗	決着の台詞
ホル・ホース	勝ち	「正義」は勝つ
ジャン＝ピエール・ポルナレフ	勝ち	レロレロレロ
空条承太郎	負け	ぐやじい～
鋼入りのダン	負け	わしは！なにもしゃべってはおらぬぞ！
総合戦績	4戦2勝2敗

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