ジョルノ・ジョバァーナ | |||||
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概 要 | |||||
第五部「黄金の風の主人公。15歳。 父親はジョースター家の宿敵・DIO。母親は彼の食糧候補だったが、殺されることはなかった。 ただしDIOの肉体はジョナサン・ジョースターのものであるため、ジョルノもまたジョースター家の血を引いている。 DIOと同様、ラッシュ時の掛け声は「無駄無駄」、吸血鬼と同じく「WRYYYY」という奇声を上げることがあるが、不死身の肉体は持たない。 胸元がハートマークに開いており、テントウムシのボタンがついた服を着ている。このテントウムシはジョルノのトレードマークとなっている。 常に物事を達観し、冷静沈着で優れた分析眼を持つ。スタンドの性能も相まって、「ジョジョ」シリーズの主人公としては珍しく、先頭に立って積極的に闘うこと以外に、敵の能力を分析し伝えるという軍師的な立ち回りもこなしていた。 しかし目的や仲間のためであれば己の肉体をどれだけ傷つけることもいとわない覚悟を持ち、またギャングの中にあって「目的」を果たし「仲間」も救うという理想を持ち、それを着実に実行してきてもいる。 また物質に生命を与えそれを活用するトリッキーな戦闘スタイルは、歴代主人公の中でも特に異質である。 幼少期、母親はDIOと別れた後に再婚するが、ジョルノにはほとんど関心を持たず、また新しい父親からは虐待を受けた。 町の子供たちからもいじめられ、他人の顔色を伺う性格になったが、ある時一人のギャングを追手から守ったことで彼の人生は一変する。 ジョルノにとって彼は人生の恩人であり、これを機にジョルノは「ギャング・スター」に憧れを持つようになった。 当初は「汐華初流乃(しおばな はるの)」という日本人の少女のような名前を、承太郎に知られていた。 髪の色も黒だったが、スタンド能力が発現するとともにDIOを彷彿とさせる金色になっている。 舞台がイタリアであるため「ジョジョ」の表記が「GIOGIO」となることから、作中で「ジョジョ」と呼ばれたことは一度も無かった。 ただし小説版では自ら「ジョジョと呼んでくれ」と発言している。 耳を皮膚の内側にすっぽりと丸め込む変な特技を持っている。 ちなみに「ジョルノ」とは「日、明けた白日」という意味。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
パッショーネの組員・涙目のルカを偶発的に倒したことで、物語の歯車は動き出す。 そしてジョルノはパッショーネに入団し、やがてイタリアを支配するギャングのボスになることをめざし、闘いに身を投じる。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験) | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
C | A | E(2m) | D | C | A |
身体の節々にテントウムシをつけた、黄金の身体を持つ人型のスタンド。 近距離パワー型のスタンドだが、シリーズに登場する同タイプのスタンドと比べると、パワーは低い。 しかしラッシュのスピードは速く、「スティッキィ・フィンガーズ」などに匹敵する。必殺技はDIOと同様「無駄無駄ラッシュ」。 能力として、「生命を宿らせる」力を持つ。 このスタンドが触れた物質は「生命」を与えられ、生き物へと生まれ変わる。生命を与えられた「物質」はジョルノの意志によって操れる他、壊れたものの一部であればもとの物体へ向かっていく習性を持つ。 また「生き物」に生命を与えた場合は「生命エネルギー」が過剰に注入され、意識や感覚だけが暴走してしまう。 そのため肉体が意識についていけなくなり、意識が感じる痛みなどはスロー再生のようにゆっくりと伝わってくるようになる。 また、欠損した体の部位や内臓、血液なども、物質に生命を宿らせて代用させることが可能。 東方仗助の「クレイジー・ダイヤモンド」と似た使い方をされることもあったが、「ゴールド・エクスペリエンス」の場合は「治す」のではなく「一から創造する」ことになるため、微妙に能力に違いがある。 一度死んでしまったものに対しては、生命エネルギーを与えても復活することはない。 ただしブチャラティのように限界を超えた気高き精神を持つ人間に対しては、生命エネルギーを与えることで、死んだ状態にある肉体を一時的に動かすことはできた。 罠に利用したり治療に役立てたりと、非常にトリッキーな戦法を用いることが多く、敵からも警戒されていた。 尚、物語序盤では生命を宿したものに攻撃するとその攻撃が攻撃したものに跳ね返るという描写があったが、ストーリーが進むにつれてそのような描写はなくなっていった。 スタンド名の由来は、プリンスのアルバム『The Gold Experience』。 奇しくも連載が始まった1995年にリリースされた。プリンス名義ではなく、読み方不明のシンボルマークをアーティスト名としている。 |
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スタンド名 | ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | レクイエム | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
なし | なし | なし | なし | なし | なし |
スタンドの「矢」によって貫かれた「ゴールド・エクスペリエンス」が進化した姿。 額に「矢」があり、ヘルメットが取れて頭部と目があらわになっている。 自身に攻撃してくる者の動作や意志を「ゼロ」にする能力を持つ。このスタンドに攻撃しようとした者は、「攻撃した」という「真実」に辿り着くことが一切できなくなる。 そして攻撃をしたものは攻撃を開始したその瞬間まで時間を戻されてしまい、永遠にその時間を繰り返すこととなる。 その過程で起こる行動を見ることはできるが、「結果」には決して到達することはない点において、そこに到達することだけを目的とする「キング・クリムゾン」と真逆の能力を持つと言える。 無論スタンド自身からも攻撃することは可能であり、このスタンドによって攻撃された者は永遠に自分が「死んだ」ことを体験させられることになる。 決して「死」という「真実」に辿り着くことはなく、またどこへ向かうこともない、永遠の苦痛の時間を体験することとなる。 スタンド能力は全て測定が不可能であるほど、歴代シリーズの中でもチート中のチート的能力を持ったスタンドである。 |
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名 言 | |||||
第五部「黄金の風」 | |||||
2度同じ事を言わせないでくださいよ・・・1度でいい事を2度言わなけりゃあいけないってのは・・・そいつが頭が悪いって事だからです 無駄だから嫌いなんだ・・・無駄無駄 あなた・・・「覚悟して来てる人」・・・ですよね 人を「始末」しようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を常に「覚悟して来ている人」ってわけですよね・・・ 一般人を巻き込まないとキッパリ言ったばかりなのに・・・スマン ありゃウソだった あんたは今ぼくへの攻撃を一瞬ためらったからあんたへの攻撃もやめることにしたんだ ぼくはあんたのボスを倒してこの街を乗っとるつもりでいる このジョルノ・ジョバァーナには「夢」がある! すごくイヤな気分だ・・・自分の行動は正しいと信じているがとてもドス黒い気分だ 向かうべき道が「2つ」あるって言ってたが・・・おまえにはそんな「多い」選択はありえないな おまえはあの無関係のじいさんの「命を侮辱した」 「鍵」を渡す事はない そしてフーゴもアバッキオも無事でみんなのところに帰る! 「命がけ」というのはアバッキオのことです 君がくれた・・・ヒントと 君が死ぬほどまでに追いつめてくれたおかげで・・・ほんのちょっぴり成長できたようなんだ!・・・ ご存知「ピラニア」にだ・・・ WREEEAHHッ! 暗闇に道を開くのは「覚悟」のある者だけだ・・・ 「覚悟」とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ! あなたの「覚悟」は・・・この昇りゆく朝日よりも明るい輝きで「道」を照らしている そして我々がこれから「向かうべき・・・正しい道」をもッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 「てんとう虫」はお天とう様の虫です・・・幸運を呼ぶんです 「ピッツァマルガリータ」か・・・そういやぼくもピッツァが食べたいな・・・故郷ネアポリスに帰って・・・シンプルなマルガリータ(チーズとトマトだけの種類)を・・・ こいつにはブレーキがない!こいつは悪の限界のない男だ 弾丸は命中した ミスタ!! ところでおまえがぶちまいてた幸福論だが・・・こうして今のおまえを見ても「幸せ」なんかぜんぜん感じないぜ おまえには最初から勝っていたからな・・・ 自分を知れ・・・そんなオイシイ話が・・・あると思うのか?おまえの様な人間に 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアアアアア ぼくが体の中に入れてしまうぐらいッ!お互いの体を行き来できるくらいすでにッ!!「空洞」なんだ・・・ 「難問」であればあるほどそれは誰にも近寄れない「孤高のパワー」と解釈ができる 生き残るのは・・・この世の「真実」だけだ・・・真実から出た「誠の行動」は・・・決して滅びはしない・・・ あんたははたして滅びずにいられるのかな?ボス・・・ 終わりのないのが「終わり」 それが「ゴールド・E・レクイエム」 去ってしまった者たちから受け継いだものはさらに「先」に進めなくてはならない!! |
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小説版「ゴールデンハート・ゴールデンリング」 | |||||
僕たちは、戦いの道を選び取った。でも、僕はそのことを恥じていない。君もそう思ってほしい 僕は、みんなの専属医師じゃありませんよ |
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小説版「恥知らずのパープルヘイズ」 | |||||
香りはいいんだよね。そう思わないかい。いや、君は最初から鶏は嫌いじゃないか 晩飯はこれ食っとけって言われて母親に渡されたのがヤキトリだけって記憶があるんだよな、ぼくは ぼくのことは、これから"ジョジョ"って呼んでくれないか ブチャラティは君を信じていた。そしてぼくは、そういうブチャラティを信じていた。だから・・・悩む必要はなかった 自分にとっての勇気がなんなのか知ること―それを一生かかって探っていくのが、すべての人に科せられた宿命なんだ 神(ディオ)のように気に入らぬものを破壊するのではなく、星のようなわずかな光明でも、それを頼りに苦難を歩んでいかなければならないんだ |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
広瀬康一 | 引分 | チャオ |
涙目のルカ | 勝ち | 無駄なんだ・・・無駄だから嫌いなんだ |
広瀬康一(2回目) | 勝ち | 君は「いい人」だ |
ブローノ・ブチャラティ | 勝ち | あんたへの攻撃はやめにしたんです |
ポルポ | 勝ち | これが「いい」んじゃあないか!康一くん! |
マリオ・ズッケェロ | 負け | 「謎」を!解けるんですね?お願いしますよ・・・ |
イルーゾォ | 勝ち | 「ウイルス」だらけの場所から生まれて来て発病しない「生き物」なんですよ・・・ |
メローネ | 勝ち | やりたいようにやったところで無駄だったようだな どっちみち・・・ |
ギアッチョ | 勝ち | DISCは無事ゲットしました あなたのおかげで・・・ |
スクアーロ&ティッツァーノ | 負け | すでに「2つ」のスタンドが・・・来ていた・・・のか |
ノトーリアスB.I.G | 負け | これで予定どおりだ・・・無事サルディニアに行ける |
チョコラータ | 勝ち | ヤッダーバァアァァァァアアアアア |
ディアボロ | 勝ち | オマエは・・・ドコヘも・・・向カウコトハナイ・・・ |
ソリョラ・ロペス | 勝ち | 抗体ができているんですよ |
総合戦績 | 14戦10勝3敗1分 |
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