ヴラディミール・コカキ | |||||
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概 要 | |||||
ギャング「パッショーネ」麻薬チームの事実上のリーダー。70歳。 パッショーネに所属する以前からギャングとしての活動を重ねてきたベテラン。 かつてのボスでさえ彼を殺すことを躊躇い一部下としてその身を管理することにとどまらせた人物。 その人生の中で長く積み上げられてきた経験は、ヴォルペたち麻薬チームをまとめる人望と、シーラEを畏怖させる誇り高き覚悟を身につかせた。 第二次大戦中、シチリア島に軍事拠点を構えていたナチス・ドイツが撤退する際、自身が住む村の住人を皆殺しにされた経験がある 。 その時、彼の妹であったアメリアはコカキに背負われて逃げる途中、ナチスの銃弾を受けて致命傷を負ってしまう。 死にゆきながらも「逃げられた」と錯覚し幸福を口にしたアメリアの姿の一瞬をとどめておきたいと感じた時、コカキにスタンド能力が目覚めた。 彼はこの幻影のおかげで、罪悪感も感じず何物にも動じない強き覚悟を身に着けている。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
麻薬チームにおいて重要な存在であるヴォルペを始め、ぶっきらぼうながらも3人の身の安全を気にかけていた。 タオルミーナへ乗り込んで来たフーゴたちを迎えうち、一度は術中にハメてさらにシーラEも手玉に取る。 しかしその標的をムーロロに向けた時、「パープル・ヘイズ」によりフーゴがコカキの能力から帰還してしまう。 コカキは一瞬でその首を「パープル・ヘイズ」に吹き飛ばされて死亡、肉体はウイルスで跡形もなく溶け去った。 なお、彼は麻薬チームの未来のために「石仮面」の存在をヴォルペたちに遺言として残している。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | レイニーデイ・ドリームアウェイ | ||||
像分類 | 物体型 | 操作分類 | 遠隔操作型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
E | B (霧雨の拡がる速度) | A | A | E | E |
霧雨状のスタンド。 霧雨に触れたものに、その時感じた感覚を永遠に定着させる能力を持つ。 相手が感じた精神そのものを利用するため、どれだけ離れてもどれだけ時間が経っても永遠に解除されない。 「足を踏み外した」という感覚が定着すれば、相手は永遠にその感覚にとらわれ、どこまでも落ちて行く。 「敵わない」とほんの少しでも感じてしまえば、その相手は永遠に本体には敵わなくなる。 永遠にその感覚だけを繰り返す、「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」にも似た非常に強力なスタンド。 ヴォルペからも「「レイニーデイ・ドリームアウェイ」に勝てるヤツなどいるとは思えない」と評されている。 スタンド名の由来は、ジミ・ヘンドリックスの楽曲「Rainy Day,Dream Away(雨の日に夢去りぬ)」。 |
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名 言 | |||||
我々のチームは、おまえのためだけに存在しているんだ 人生はつまるところ―"理不尽"だ うまくいかないのが人生だ 我々シチリア人は"沈黙"ということに価値を置いている。"沈黙"して"忍耐"する―そこに希望というものを見出している 勇気を知らないという点で君は、賢い人間の血を吸おうと噛みついて叩き潰されるノミにも等しい |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
シーラE | 勝ち | その感覚は永遠に定着された |
パンナコッタ・フーゴ | 負け | 獰猛。それは爆発するかのように襲い、 そして消え去るときは嵐のように立ち去る |
総合戦績 | 2戦1勝1敗 |
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