ロバート・E・O・スピードワゴン | ||
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概 要 | ||
解説・名言メーカー。 元は食屍鬼街に潜むチンピラたちのボスで、数多くの手下を従えていた。 口は悪いが義理堅い性格で、自身を「おせっかい焼き」と名乗る。 当初、食屍鬼街にやってきたジョナサンに「洗礼」を浴びせるが、彼の覚悟を目の当たりし、以降ジョナサンと行動を共にするようになる。 実はツェペリと同じように世界中を旅してまわるなど意外な一面も持っている。 戦闘に関してはほぼ非戦闘員的な扱いであったが、ジョナサン一行にとってなくてはならないムードメーカーであり、解説役だった。 ジョナサンとディオの死闘から約50年後、彼は石油王となり、その富でスピードワゴン財団を設立した。 以前ほど荒々しい様子はないものの、義理堅い性格に加え頑固さが加わったようである。なお、スピードワゴン財団は後のシリーズでも登場し、主人公パーティをサポートするようになる。 | ||
劇中での活躍 | ||
第一部ではディオとの運命の対決に挑むジョナサンに付いていく。 的確な戦いの解説を行い、読者を漫画の中に引き込んでいった。 ディオを倒した後は石仮面を破壊し、後日ジョナサンとエリナの結婚を祝福している。 第二部では柱に封印された石仮面を発掘するが、ストレイツォに襲われ重傷を負い、そのままドイツ軍に拉致される。 その中でジョセフと再会し、柱の男たちの戦いに巻き込まれていくこととなる。 カーズとの最終決戦にもシュトロハイムらと共に駆けつけ、吸血鬼たちを一掃している。 その後は独身を貫き、88歳の生涯を終えた。 |
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能 力 | ||
人呼んで「解説王」。彼の解説がなければ、『ジョジョ』がここまで人気のある作品とはならなかったろうとさえ言われる。 戦いの際には「どんな技を繰り出しているのか」「敵味方はどんな状態か」などを的確に解説するため、相当な洞察力を持っていると推測される。 本編の設定に則った能力を見ると、帽子の中にカッターを仕込んだ「仕込み帽子」を武器としている。 そのため戦闘員として無能なわけではないが、あくまで「常人」であるため、本編では非戦闘員扱いとなっている。 それ以外にも、「良いやつか悪い奴を臭いで判別する」という驚くべき特殊能力も持っている。 |
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名 言 | ||
第一部「ファントムブラッド」 | ||
ハッタリぬかすなよーッ!金持ちのアマちゃん! こいつには指どころか両足だって失ってもいい覚悟があるッ! 悪い人間といい人間の区別は「におい」で分かる!こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッー!!こんな悪には出会ったことがねぇほどなァーッ環境で悪人になっただと?ちがうねッ!!こいつは生まれついての悪だッ! おれにはわからねえ・・・今・・・なにが起こっているのかさっぱりわからねえ くっそー侵入罪でとっつかまろーとこの部屋へ入って思いっきり祝ってやるぜーッ!! スピードワゴンはクールに去るぜ。 ここまで首をつっこんだんだッ!黙っているのは人間じゃあねえしおれの性分でもねえからな こ・・・こいつは!こいつは!こいつはやばいッ!残虐性!異常性においてディオ以上だあーッ!! 正気かテメーッ!バカヤロー やってみたいんだ!おせーて!おせーてくれよォ! おいてめーっ なんでだよォー!なんでおれにゃあできねえんだ!!このヤローッ!!ズバァーっと言ってみろーッ!! おれは物を盗むがあいつは命を盗むッ!! おれはこの瞬間に対する心の準備はしてきたッ!だがやはりドス黒い気分になるぜ!汗がふき出すッ!あの野郎があんなにいい気になってピンピンと生きてるってことによッ! 人間としてゆるしちゃあいけねえ・・・ おれはよ!あんたやジョースターさんの足手まといになるためについてきたんじゃあねーぜ! お・・・おれの氷の火傷の痛みも忘れてしまうほどの戦慄ッ! ジョースターさんにも背おっているものがある 亡き父への思いと未来への希望が!!おれたちの希望がァ!! う・・・うまいッ剣からの防御イコール波紋攻撃につながっているぞ! ブ厚い鉄の扉に流れ弾丸のあたったような音・・・いつも聞く「波紋」の流れる音だ! あの顔は!さっきまでの怒りと憎しみにゆがんだ顔ではないッ!母親と会話する息子のようにやすらいでいる顔だ! まったくだぜ!ディオの奴が奇怪な石仮面をかぶってからおれっちのまわりは信じらんねー超常現象がいっぱい起こりすぎてよォ!人間としての常識が麻痺しちまって疑問にも思わなかったがいちばんの謎はあんただぜ ツェペリのおっさん!あんたはいったいどこでこんなことおぼえたんだ!? おれはいつも傍観者よ・・・ ツェペリのおっさんの生命波紋が宿ったんだ!ふたりの力の相乗作用! 初めて味わったヤツの屈辱的波紋初体験ってわけよ! このスピードワゴンが判断する限りディオの動きの速さは動物の豹ぐらいか!ツェペリさんの波紋法を身につけたジョースターさんなら見切ることは可能!しかしヤツのパワーは骨肉をたやすく微塵に砕くほど無双だ!勝負は一瞬!ふたりのすれちがいざま決着がつくはず!! 彼の青春はディオとの青春でもあったからさ!だがな!オレは大いに笑うぜッ!ついにやったッ!ディオは死んだッ!大げさかもしれんが世界は救われたんだッ! まったくめでたいぜ。ふたりとも幸せになってくれよ! |
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第二部「戦闘潮流」 | ||
あなたの背すじにはたぶん・・・いや絶対に身の毛のよだつような恐怖の疼きを味わうことでしょう・・50年前ディオとの戦いで体験したあの・・・ドス黒い気分以上の疼きを! アミノ酸がある!細胞がある!微妙ながら体温がある!脈拍がある!生きているんじゃこいつはッ!! ジョジョおまえなにしとるんじゃ! やつらはッ!我われを気にも止めていないッ!人間が蟻をふんでも気づかないのと同じなのだ! 遠吠えする負け犬のように悲しいほどこっけいに見えるッ! 不老不死!不死身!誰も倒せない! |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
ジョナサン・ジョースター | 負け | その紳士に手を出すことは・・・このスピードワゴンがゆるさねぇ! |
ストレイツォ | 負け | ち・・・血迷ったか・・・ |
総合戦績 | 2戦0勝2敗 |
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