リゾット・ネェロ
概 要
 ギャング「パッショーネ」の一員。暗殺チームのリーダー。28歳。

 黒いフードをかぶっている。白目と黒目が逆に描かれているのが特徴。
冷静沈着で優れた洞察力を持ち、どんな敵にも警戒は怠らず、それでいて用意周到に「殺し」の準備を整える。
21歳の時にスタンド使いとなって以降、組織の脅威となるありとあらゆる人間を確実に抹殺してきた。

 14歳の時、いとこの子供が飲酒運転の車に轢かれ死亡。社会的に大した制裁を受けなかった犯人を、リゾットは4年後に暗殺し、以降裏の世界の住人となる。
組織に大きく貢献したが、裏を返せば組織の脅威ともなりかねない彼の力はボスを警戒させ、重要なナワバリや権力を与えられることも無かったことから、リゾットは反感を抱いた。
暗殺チームの全てが倒れた後、リゾットは単身ボスの正体を探り、殺すためにサルディニア島に訪れる。
劇中での活躍
 サルディニア島で出会ったドッピオをスタンド使いであると認識し、襲い掛かる。
自ら近づくことなく着実にドッピオを弱らせ、自分への攻撃も逆手にとりギリギリまで彼を追い詰めた。
しかし周囲を偵察していた「エアロスミス」をボスに逆用され、勝利を目前にして倒される。
致命傷を負いながらもボスを道連れにしようとするが失敗、死亡する。
しかしこれによりボスは窮地に立たされることとなり、ボス自身もリゾットの死には敬意を表した。
能 力
スタンド名メタリカ
像分類群体型操作分類近距離型
破壊力スピード射程距離持続力精密動作性成長性
CC5~10mACC
 本体の体内に潜む、極小の群体型スタンド。「ロオオオオド」と鳴く。

 磁力を自在に操る能力を持ち、射程圏内にある鉄分を自在に操作する。
人間の体内にある鉄分を操り、カミソリやハサミ、クギなどに作り変えて体外に放出させる。
何も知らない人間は内側から切り刻まれて殺されるが、この能力の真価は、「鉄分」を体外に放出させて相手を鉄分不足に陥らせ、じわじわと殺す事にある。
鉄分が失われた人間は動くことも呼吸することもままならなくなり、最終的に死に至る。

 能力の応用として、自然の中の鉄分を身体に纏わせ、保護色のようにして姿を消すことができる。
また身体の一部を切り飛ばされても、磁力によって接着や乖離が自由自在であり、罠に利用する事も可能である。
自らは敵に近づかず触れることもなく、確実に殺害するという暗殺の真骨頂ともいえる能力。
ドッピオの状態で完全で無かったとはいえ、ボスを死の淵まで追い詰めた数少ないスタンドである。

 スタンド名の由来は、アメリカのメタルバンドメタリカ
元々「Metalica」とは、ラテン語で「金属」を意味する言葉である。
名 言
オレはおまえに・・・近づかない
こいつの表情には演技ではない「無知」と本物の「おびえ」がある・・・このオレをあえて「追跡してくる者」ならこんな衝撃を受けた態度はとらない・・・
殺意や闘争心ではないが・・・今ウソっぽい表情をしたぞ・・・
「殺り方」は!!できている・・・
大ざっぱ・・・とはいえ・・・このオレの位置にこんな近くまで突っ込んで来たのは・・・これまでの暗殺の経験で・・・おまえが初めてだ・・・興味が湧く なぜわかったのか?おまえの能力への興味はな・・・とはいえ・・・死んでもらうッ!
ひょっとしてオレは・・・自分が気づいていない以上に!!オレが求めるべきものに!近づいているのかッ!
もう遅いんだぞ すでにおまえはな・・・出来あがっているのだからな!
それをやると思ったよ オレの「メタリカ」の能力を見破って得意顔になったおまえならな・・・やると思ったよ
楽しみだぞッ!おまえがこのまま死んだ後!どんな顔になって死ぬかが楽しみだッ!
ひとりでは・・・死なねえっ・・・言ったんだ
戦 績
相手勝敗決着の台詞
ヴィネガー・ドッピオ(ディアボロ)負け勝っていた・・・オレは勝っていたのに・・・
総合戦績1戦0勝1敗





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