ポルポ
概 要
 ギャング「パッショーネ」の幹部。ブチャラティの直属の上司。

 とてつもなく巨大な男で、牢獄の一室が彼そのものとなりうるほどの巨体。
ある罪で15年間牢獄に入ることになったが、その巨体ゆえ牢獄の中こそが彼の安寧の場所であり、組織からの命令もすべてそこから出している。
ジョルノの言う通り、「どうやって入ったのかが不思議」。

 他人を自分が利用する駒としか考えておらず、自分を侮辱するもの(=逆らう者)を最も毛嫌いする。
誰が犠牲になろうがどこで何が起ころうがお構いなしという彼の性格は、スタンド能力にも顕著に表れている。
そのためブチャラティからもあまり快くは思われておらず、ジョルノにも激しい嫌悪感を抱かせた。
大食いで太っているせいか、頭の回転は鈍いようだが、洞察力は鋭い。
劇中での活躍
 「パッショーネ」の入団試験の担当も兼ねており、ジョルノに入団試験を受けさせる。
しかしその過程で無関係な一般人の老人を殺害したことでジョルノの怒りを買い、「ゴールド・エクスペリエンス」によりバナナに変えられた自らの拳銃で口腔内を撃ち抜いてしまい、死亡する。
現場が自室であった事、凶器の拳銃もポルポ自身の物であったことから、自殺として処理された。
能 力
スタンド名ブラック・サバス
像分類人型操作分類遠隔自動操縦型
破壊力スピード射程距離持続力精密動作性成長性
E
(押さえつける力はA)
AAAEE
 黒ずくめの異邦人のような姿をした人型のスタンド。

 ポルポのライターを「再点火」することで現れる遠隔自動操縦型のスタンド。
影の中を高速で移動し、「再点火」した者を押さえつけ、引きずり出した魂をスタンドの「矢」で射抜く。
射抜かれたものは素質があればスタンド能力を身に着け、素質がなければその場で死亡する。
「再点火」した者だけでなく見た者も攻撃対象となり、無差別に襲い掛かってくる。

 直接的なパワーは低いが、押さえつける力は「ゴールド・エクスペリエンス」を上回る。
スピードもかなり速いため、ラッシュを繰り出しても受け止められた挙句に押さえつけられてしまうハメになる。
もともとスタンド能力に目覚めている者でも容赦なく攻撃は実行され、その場合「ブラック・サバス」は魂のかわりにスタンドを引きずり出し、「矢」で射抜こうとする。

 日光が当たっている場所には移動できず、日光を浴びせられると悲鳴を上げて消滅する。鳥などの「動く影」を利用して、影から影へと移動することは可能
ただしこれによって本体のポルポはダメージを受けないどころか、戦いがあったという事実すらも感知しない。
舞台が夜になればこのスタンドを倒す方法は実質ゼロになる。
また仮に消滅したとしても、再びライターを「再点火」すれば何度でも現れるようである。

 スタンド名の由来は、イギリスのヘヴィメタルバンドブラック・サバス
悪魔崇拝や黒魔術といったおどろおどろしいコンセプトを押し出した彼らは、世界的に有名なバンドの仲間入りを果たした。
魔術師を彷彿とさせるスタンド像や、火を灯すと現れる(=悪魔召喚の儀式)という点に、そのコンセプトは反映されている。
名 言
うらやましいね・・・肉体的にムチャができて・・・ブフゥゥ~
人間とは言ってる事と・・・やってる事は違うんだなあ~ そこが人間の良さであり悪しき所なんだがね・・・
人が人を選ぶにあたって最も大切なのは「信頼」なんだ それに比べたら頭がいいとか才能があるなんて事はこのクラッカーの歯クソほどの事もないんだ・・・
食事をすると頭がボーっとするなあ・・・胃に血が行くからかな・・・
この世で最も大切な事は「信頼」であるのなら 最も忌むべき事は「侮辱」する事と考えている
「侮辱する」という行為に対しては命を賭ける 殺人も神は許してくれると思っている!
あーゆー若くて何も知らんヤツは利用できる・・・どっちだろうとわれわれの都合のいいようにな・・・
戦 績
相手勝敗決着の台詞
ジョルノ・ジョバァーナ負け最後の食事 良く味わって食べるといいぜ
総合戦績1戦0勝1敗





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