レオーネ・アバッキオ | |||||
---|---|---|---|---|---|
概 要 | |||||
ギャング「パッショーネ」の一員。ブチャラティチームの一人。20歳。 銀の長髪を持ち、頭のてっぺんが河童の皿みたいになっている。チームの中でも人一倍プライドが高く、特に新入りのジョルノに対し敵意をむき出しにしていた。 ぶっきらぼうな一面も持つが、ブチャラティの命令には忠実に従う。 目的のためであればチームや己を犠牲ににしてでも遂行するという確固たる信念を持っている。 スタンド能力にちなみ、映画やテレビ好きであり、彼が持つ知識はほとんどがその方面から仕入れたものである。 元は警官だったが、賄賂と汚職にまみれた警察社会にアバッキオは落胆し、自らもその中に染まっていくことになる。 しかしある事件の捜査中に同僚を誤って死なせてしまい、それが原因で警察を追われる。 以降、身も心も暗黒面に落ち、ギャングとしての道を歩むようになっていった。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
ジョルノが入団した直後は彼の事を新米として全く信用しておらず、自分の小●をカップに注いだ、俗にいう「アバ茶」を提供した。 その後もジョルノと行動を共にしていく中で、徐々に彼の覚悟を認めていきながらも、一方で彼を仲間と認めきれない自分に葛藤しているようでもあった。 ブチャラティがボスを裏切った際も、「行き場はブチャラティの所だけ」と言い切り、彼に従った。 その後はジョルノらと共にサルディニア島へボスの手がかりを探しに向かうが、それを予測してやってきたディアボロに不意打ちを食らって殺害される。 しかし死ぬ間際、スタンドにより突き止めたボスの素顔を石碑に「デスマスク」として残した。 そしてアバッキオはかつて自身が死なせた同僚と共に行くべきところへと旅立って行った。 | |||||
能 力 | |||||
スタンド名 | ムーディー・ブルース | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
C | C | A(再生中に限る) | A | C | C |
目がスピーカーのようになっている人型のスタンド。額にビデオタイマーがついている。 特定の人物を指定し、その人物が行った動作をビデオ映像のように「再生(リプレイ)」する能力を持つ。 どこから「再生」するかは本体の任意で選ぶことができ、十数年前の出来事でも再生することは可能である。 「再生」する映像は早送り、巻き戻し、一時停止などビデオのように操作することが可能。 ただし「再生」している最中の「ムーディー・ブルース」は、攻撃も防御もできない無防備状態となる。 「再生」する際はその人物になりきるため、変身させて敵を欺くなどの戦法にも使える。 この際、額にはビデオタイマーが出たままになるので完全にだますことは難しいが、瞬間的にならだますことも可能となる。 また「再生」の巻き戻しを利用し、手に入れたものをそのまま元いた場所まで自動的に戻って行かせるといった応用も可能である。 パワーは人並みで鉄パイプを破壊する力もない。 このスタンドの前では過去の事象の一切が明らかとされてしまうため、情報収集、探索などに向いている。 スタンド名の由来は、イギリスのプログレッシブ・バンドムーディー・ブルース。 |
|||||
名 言 | |||||
いただきますって言ったからには飲んでもらおうか それともヌルイから飲むのはいやか? ジョルノ・ジョバァーナ!!こいつ・・・クレイジーな野郎だな・・・証明するためにか?どうかしてんじゃあねーのか! 逃げるだと・・・あの気に入らねえジョルノ・ジョバァーナはこのオレに謎を解けって言ったんだぜ・・・生イキなガキだ 解いてやるさ おれはてめーなんかどうなってもかまわねーが何も知らねーんで親切で言ってやってるんだ 「どう猛!」それは・・・「爆発するかのように襲い・・・そして消える時は嵐のように立ち去る」・・・まさにその性格を象徴したようなスタンドだな もし今フーゴのかわりにオレが襲われているのだとしても オレは見捨ててほしいと思う 許可するだって?オレだけ入る事を?グラッツェ!引きずり込まれてやるぜ! 「誇り」と「面子」にかけて・・・この「鍵」だけは・・・このレオーネ・アバッキオが守る! 「巨大で絶対的な者」が出す「命令」に従っている時は何もかも忘れ安心して行動できる・・・(兵隊は何も考えない) オレももともとよォ~ 行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ・・・この国の社会からはじき出されてよオー オレの落ちつける所は・・・ブチャラティ あんたと一緒の時だけだ 誰も忘れてやしねーよ!おめーだけだ 以前オレは・・・警官になりたいと思っていた・・・子供のころから・・・ずっとりっぱな警官に・・・なりたかったんだ・・・かつてあんたのような「意志」をいだいていた事もあった・・・でもだめにしちまった・・・オレって人間はな・・・くだらない男さ なんだって途中で終わっちまう いつだって途中でだめになっちまう・・・ |
戦 績 | ||
---|---|---|
相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
マリオ・ズッケェロ | 負け | わかったぜ・・・こいつの・・・もうひとつの謎が・・・ |
イルーゾォ | 負け | ボゴボゴにブン殴ってやろうと思ったが・・・ |
ディアボロ | 負け | おまえの真実に「向かおうとする意志」はあとの者たちが感じとってくれているさ | 総合戦績 | 3戦0勝3敗 |
第五部へ 戻る | 「恥知らずのパープルヘイズ」へ 戻る |