イギー
概 要
 血統書付のボストンテリア。犬でありながらスタンド使い。

 もともと大金持ちに飼われていたが、その過程で人間のことをマヌケと思うようになり、野良犬となっていたところをアヴドゥルに捕獲される。
ノラ犬だった頃はボスを務めており、常に自分が一番であると思っていて、人間に心を開くことはほぼない。
ただし、犬好きの人間は別であり、性分ではないながらも必死になって守ろうとする。
コーヒー味のチューインガムが大好物で、袋ごとまとめて食いつくほど。人の髪を毟りながら屁をこくのがクセである。

 初登場時はリアルな野良犬そのもののデザインであったが回を追うごとにデフォルメされ、ペット・ショップ戦の段階では完全に漫画タッチのデザインとなっていた。
また同戦いではイギーの視点で戦いが進められたため、この話のみはイギーが人語を喋る演出がなされている。
劇中での活躍
 エジプトへ乗り込んだ際にジョセフの計らいで呼び寄せられたが、その性格の問題からアヴドゥルには反対された。
ジョースター一行の誰にも懐かず、手に余るじゃじゃ馬であり、登場後もしばらくは話のオチなどに出てくるチョイ役的役回りを担っていた。

彼が闘いの意思を明らかにしたのは、ペット・ショップとの戦いで犬好きの少年を救うために戦ってからである。
片足を失う壮絶な戦いの後、承太郎たちの前に現れ、DIOの館へと案内した。
そこでポルナレフと共にヴァニラ・アイスと戦うが、リンチを加えられて致命傷を負い、最期の力でポルナレフを援護した後力尽きて死亡した。
能 力
スタンド名ザ・フール(愚者)
像分類不定型操作分類近距離型
破壊力スピード射程距離持続力精密動作性成長性
BCDCDC
 四輪駆動の足に、仮面をつけた動物の身体を持つスタンド。身体がで出来ており、スタンド自体に攻撃されてもダメージはほとんどない。
また砂を一点に集め、硬質化することも可能だが、砂を動かすには若干の時間を必要とする。

砂であるため変幻自在であり、様々な物に変身できる。
攻撃力も高く、相手を容易に切り裂くことが可能。グライダーに変身して滑空したり、自分や他人そっくりに変身させて敵を欺くこともできる。

「砂」に即した能力を持つ単純なスタンドであるが、承太郎からは「単純だからこそ強い」と評されている。
特性上物理防御に関しては高い能力を誇るが、本体自身に攻撃された場合はその限りではない。

 タロットの暗示は大アルカナ0番目のカード「愚者」。自由で型にはまらないものを意味する。
名 言
クウウウ~ン デヘヘヘヘヘヘ ホヘェ~ パヒィ ポヘェ
やれやれ・・・犬好きの子供は見殺しには・・・できねーぜ!
ここは・・・おれが闘うぜッ!(ちくしょうー!)
つららッ!
甘いぜッ!殺したと思ったのは変幻自在の砂の「愚者」だぜッ!
な・・・なんだこいつ ブルース・リーにでもなったつもりか
異常な野郎だッ!執念深いなんてもんじゃあねーッ!「殺りく追跡機械」だゼ!!
く・・・空気の管が切断されたッ!し・・・しかしちっ息させる気ではないッ!こ・・・このままお・・・おしつぶす気だッ!
わざとつぶれてーッ その空気圧でぶっ飛んでやるッ!うがああああああ あああああ!!ああああああ!!あああああああ!!
戦 績
相手勝敗決着の台詞
ンドゥール勝ちな・・・なんてやつだ承太郎 犬をなげるなんて
ボインゴ勝ち人の性格がそんなに簡単に変えられ成長できるなら誰も苦労はしません
ペット・ショップ勝ちざまあみろ鳥公め
ヴァニラ・アイス負け「ぬけがら」「スタンドのぬけがら」「冷たい消滅」「命の消滅」・・・
総合戦績4戦3勝1敗





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