ネズミ(虫食い、虫食いでない)
概 要
  杜王町に住むドブネズミ。耳に齧られたような痕がある方は「虫食い」と呼ばれる。

 音石明によってスタンド能力を身に着ける。その存在を危惧した承太郎によってハンティングされる。
二匹ともネズミとは思えぬほどの高度な知能を持ち、特に「虫食い」の方は承太郎らの罠を逆用するなどの狡猾な手段をもって二人を追い詰めた。
ナワバリに入ったものは人間、仲間を問わずスタンドで皆殺しにしており、「この世に生きてていい生物ではない」と承太郎に評されている。
劇中での活躍
 下水道の中に潜み、縄張り内にある農家を襲っていた。 「虫食いでない」方は冷蔵庫に閉じ込めた住人を食っているところを仗助に発見され、刺し違える形でスタンド能力で攻撃を仕掛けるが、自身の攻撃は外れ仗助のベアリング弾は貫通して死亡した。

一方の「虫食い」は承太郎に一杯食わせて逃亡、追跡してくる二人を罠にかけて待ち構える。
バックトラックや跳弾を用いて二人を弄ぶ強敵だったが、最期は仗助が囮で放ったライフル弾に反応して顔を出したところを、再び放たれた二発目によって仕留められた。
承太郎の「人間が招いた自然破壊てな感じで複雑な気分」というセリフで物語は締めくくられる。
能 力
スタンド名ラット
像分類機械型操作分類近距離型
破壊力スピード射程距離持続力精密動作性成長性
BCDBEC
 背部に砲台を仕込んだ、四本足の機械のスタンド。二匹とも同じデザイン、同じスタンドである。

 生物、物質、スタンドを問わずなんでも溶かす毒針を発射する。毒針自体の威力はさほどでもなく、フライパンなど硬い物にははね返される。
しかし触れただけで「溶かす毒」は身体に回るため、防ぐというよりは避けるしかない。
刺さっても傷口の周辺が溶けるのみであり、人間の全身を溶かすのであれば5,6発は針が必要となる。刺さった部分の肉を取り除けば、身体が溶ける心配もない。

 溶かされてしまえば、治す方法は作中では「クレイジー・ダイヤモンド」に頼るほかはなかった。スタンドに溶かされた農家の夫婦が冷蔵庫内で生きていたようにすぐに死ぬわけではなく、頭などの重要な部分が残されていれば、どれだけ溶かされようとも「クレイジー・ダイヤモンド」で治すことは可能。
針の速度は実際の銃弾と同じ程度。

 スタンドはその場に固定されるタイプで、一度出してしまえば動くことも防御することもできないので真正面からの戦闘にはまるで太刀打ちできない。
すばしっこく動き回り、不意討ちを狙うネズミだからこそ脅威となる能力である。

 スタンド名の由来は、アメリカ出身のヘヴィメタルバンドラット
戦 績
虫食い
相手勝敗決着の台詞
空条承太郎勝ちもう一匹いるぜ
東方仗助負け今度は的が大きい・・・簡単に狙えるぜ
総合戦績2戦1勝1敗
虫食いでない
相手勝敗決着の台詞
東方仗助負けやったッ!命中してたッ!
総合戦績1戦0勝1敗





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