空条承太郎 (くうじょう じょうたろう) |
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概 要 | |||||
第三部「スターダストクルセイダース」の主人公。第四部「ダイヤモンドは砕けない」にレギュラー出演、第六部「ストーンオーシャン」にも出演している。
『ジョジョ』の主人公といえば真っ先に名前が上がるほど有名なキャラクターである。 1970年生まれ。幼い頃は素直でかわいい子どもだったが、第三部では不良顔負けの高校生となっている。外当たりはぶっきらぼうだが内面は優しく、周囲から慕われてもいる。 ただし本人は「不良のレッテルを張られている」と語っており、少なからず敵もいたようである。 帽子と髪の毛がまるで一体化しているような書き方をされているが、何度か脱いでもいる。口癖は「やれやれだぜ」。 敵味方から称賛されるずば抜けた判断能力、洞察力を備えており、その力は「スタープラチナ」のおかげでさらに強化されている。 第四部ではその知略と判断力で、仗助たちを支えるブレイン兼最強の戦闘員として活躍した。 女性に騒がれることが嫌いであり、「うっとうしい」と一蹴することが多い。ただし女性自体が嫌いなわけではなく、女医を人質にとった花京院には、心の根底にある激情を見せ付け激昂した。 シリーズでは最も長く登場したキャラクターであり、その話数はジョセフに次ぐ。 またいずれのシリーズでも「最強」にふさわしい卓越した実力を持っており、味方からは常に頼られ敵からは常に警戒されるキーマンとなっていた。 タレントの中川翔子も大ファンであり、将来の結婚相手に考えている。 なお、当初は「JOJO」と呼ばれていたが、ジョセフとの区別をつけるためか次第にそうは呼ばれなくなり、ホル・ホース&J・ガイル戦の辺りからは「承太郎」に統一された。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
第三部ではジョースター家の宿敵DIOが目覚めたことでスタンド能力が発現し、祖父ジョセフらと共にDIOを倒すための旅に出る。
その頭脳と洞察力、最強のスタンド「スタープラチナ」で、高度な戦いの駆け引きを展開し、『ジョジョ』シリーズでも屈指の人気を作り上げた。
目的を果たすためなら自らの命も惜しくない覚悟を有すると、DIOからは評されている。 第四部では海洋博士という職に就いており、論文も発表している。 仗助に遺産の話と、殺人鬼片桐安十郎への警戒を忠告しに、杜王町へやってきた。そこで「弓と矢」の存在を知り、そのまま町に滞在し、仗助らと協力して杜王町に潜むスタンド使いと戦うことになる。 第六部では、G.Dst刑務所に収監された徐倫を救出に向かうが、その最中にプッチ神父の手により記憶DISCとスタンドDISCを抜かれ、仮死状態に陥る。後に徐倫の活躍によりDISCを取り戻し復活、プッチ神父と対決するが、徐倫への攻撃をかばったところのスキを突かれ死亡した。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | スタープラチナ(星の白金) | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
A | A | C | A | A | A→E(完成) |
額にサークレットをつけた、全身筋骨隆々の人型のスタンド。 初登場時はアメコミに悪役として出てきそうな、承太郎そっくりの顔をしていたが、その後すぐに顔は変更された。 近距離パワー型スタンドで、発現したばかりの状態でも相当なパワーを有していた。 さらに至近距離で撃たれた銃弾を掴みとる速さと精密さ、闇の中に像を見出す視力を併せ持ち、肉弾戦も含めて「最強のスタンド」と形容される。 必殺技は雄叫びをあげながらパンチのラッシュを叩き込む「オラオララッシュ」である。 一方で射程距離はさほど長くなく、承太郎の傍からパンチを繰り出せる5m程度が限界である。 指を伸ばして敵に突き刺す「流星指刺(スター・フィンガー)」という技を持つが、作中で使われたのは二度だけだった。 「最強」とはいわれるものの、基本的な戦闘スタイルが肉弾戦なので、苦手とする敵も存在する。 例として挙がるのは、打撃の一切を無力化してしまう「イエローテンパランス」、あまりに頑丈過ぎるボディを持つ「キラークイーン」の「シアーハートアタック」等。 タロットの暗示は大アルカナ17番目のカード「星」。希望、明るい未来を意味する。 |
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スタープラチナ・ザ・ワールド | |||||
DIOとの戦いで、「スタープラチナ」が成長した姿。 姿かたちに変化はないが、DIOのスタンド「ザ・ワールド」」と同様、「時を止める能力」を持っている。 DIOとの決戦時では始めは「静止した時の中」を一瞬動けたが、終盤では5秒ほど時間を止めることができるようになっている。 一方、第四部ではブランクのためか1,2秒ほどになっており、第三部ほど器用な芸当は出来なくなっていた。第六部では2-5秒ほどに伸びている。 |
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名 言 | |||||
第三部「スターダストクルセイダース」 | |||||
やかましい!うっとおしいぞこのアマ! おおおおおお てめーっ おれはもう知らんぞッ! 花京院!これがてめーの「スタンド」か!緑色でスジがあってまるで光ったメロンだな! こんな俺にも吐き気のする「悪」はわかる!!「悪」とはてめ―自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ!! オラララオラ 裁くのはおれの「スタンド」だッー!! 今朝はあまり顔色がよくねえーぜ 元気か? おれのスタンドは脳の針を正確に抜き弾丸をつかむほど精密な動きと分析をする・・・ ひでーヤケドだ こいつは死んだな 運が良くて重傷だな・・・いや運が悪けりゃかな・・・ 花京院 オメーこーゆーダジャレいうやつってよー ムショーにハラが立ってこねーか! やれやれだぜ ああ うそだぜ!だが・・・マヌケは見つかったようだな ちがうね おれが考えてたのはてめーがやられた時小便ちびられたら水中だからキタネーなってことだけさ おっさん! 確信した勝利の誇りに傷がついたというわけか?・・・いや!傷はつかんね・・・エテ公に誇りなんぞねーからな ドゥーユーアンダースタン(理解したか)?てめーずいぶんすきほうだいコケにしてくれたじゃねーか・・・エエッ!おれはコケにされるとけっこうネにもつタイプでな 知らんぷりしてりゃあいいんだよ ほっときな・・・ やるな・・・花京院 ところでおまえ相撲好きか?とくに土俵際のかけひきを!・・・ ほーお それで誰がこの空条承太郎のかわりをつとめるんだ? や~れやれだぜ 逃げる必要はないな・・・そのバアさんがあと一回呼吸するうちにその「スタンド」は倒す これですごーく楽しみが増えたってワクワクした笑いさ テメーへのお仕置きターイムがやってくる楽しみがな オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!オラアアアアアアアアァァァァァ オラオラオラオラオラオラオ オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーッ!! てめーはこの空条承太郎がじきじきにブチのめす 一度あんたの素顔を見てみたいもんだな おれの好みのタイプかもしれねーしよ 恋におちる か も やばい・・・こいつは強いぜ・・・ひさびさに登場した策や術を使わない・・・「正統派スタンド」だ・・・ ところでバラバラにブチまけるとかいってたな?まさにそのとおりだ だから押し込むと死んじまうといったんだ さあ!賭けるか!賭けないのか!ハッキリ言葉に出して言ってもらおうッ!ダービィー しかし強敵だった・・・たったひとりでおれたち4人を一度に倒そうとしたんだから たいしたヤツだぜ・・・ あそこにすわっている「このゲームだけは誰にも負けない」と確固たる自信を持っているゲス野郎の鼻骨をブチ折ってやることだけを考えている いいだろう もうバッティングの方はだいたいおぼえた きさまの兄貴はいっていたぜ・・・バレなきゃあイカサマじゃねえんだぜ・・・ 質問だ 右の拳で殴るか左の拳で殴るか あててみな さあな・・・なんのことだ・・・?わからないなDIO とんでもねー皮肉ってやつだぜ・・・止まった時の中では必死に動く努力をしたっていうのに 今は動かねーことの努力をしなきゃあなんねーなんてよ く・・・く・・・こ・・・こいつは・・・きついぜ・・・い・・・いかん このまま意識を失うとマジに・・・い・・・いっちまうぜ・・・笑い話にもならねえ このままてめーのスタンドで心臓を止めて死・・・死んじまったら・・・ じじいは・・・決して逆上するなと言った・・・しかし・・・それは・・・無理ってもんだッ!こんなことを見せられて頭に来ねえヤツはいねえッ! おれが思うたしかなことはDIO!てめーのつらを次みた瞬間オレはたぶん・・・プッツンするだろうということだけだぜ おれが時を止めた・・・9秒の時点でな・・・そして脱出できた・・・やれやれだぜ・・・ てめーの敗因は・・・たったひとつだぜ・・・DIO・・・たったひとつの単純な答えだ・・・「てめーはおれを怒らせた」 「無理」だと?この旅は無理なことばっかりして来た旅だった・・・無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたしおれたちには関係ねえ 忘れたくてもそんなキャラクターしてねえぜ・・・てめーはよ 元気でな・・・ |
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小説版第三部「砂漠発地獄行」 | |||||
・・・ジジイがはじめて、死ぬって言葉を使った。それだけ、状況は逼迫してるってことだ。 車内販売がないなら、窓ははめごろしじゃなくて可動式がいいに決まってるぜ。 オラオラオラッ、できるだけおっかない顔をしろ!思いっきりおどかしてやれ! おまえのスタンドがブサイクっでよかった。トム・クルーズみたいな顔だったら、ああは驚いてはくれなかっただろうからな てめえは今、やってはならないことをやっちまった。応えろよ・・・てめえのやったことは何なんだっ! この地上におまえが息をしていい場所はどこにもないぜ ちっとは憐れんでやっていたが、これでふっきれたぜ。要は、てめえは人間としてサイテーのゴミ野郎。腐れきった外道ってことだ 一瞬でも止められれば・・・"星の白金"であいつを斃せる ムカつくやつは思いっきり殴る・・・それだけだ! |
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小説版第三部「熱き砂の墓標」 | |||||
裁くのは、俺だ! 関係ねえ。どっちにしろ、ただの砂漠の砂だ・・・ | |||||
第四部「ダイヤモンドは砕けない」 | |||||
あのクソジジイ・・・「わしは生涯妻しか愛さない」などと聖人のようなセリフ吐いときながら てめーが65歳の時浮気してできた息子をここに今・・・みつけたぜ おばあちゃんのスージーQが結婚61年目にして怒りの頂点てやつだぜ おれはじじいのかわりにおまえに殴られる覚悟で来た・・・それをこいつは逆に謝るだとう?・・・肩すかしをくったというか人間がよくできたやつというか・・・ やかましいッ!おれは女が騒ぐとムカつくんだッ! 「水の中」にまじる能力というのがこれほど恐ろしく狡猾にせまってくるとは・・思わなかったぜッ! 自分のナワバリにいる者は人間だろうが仲間の鼠だろうが皆殺し・・・てめーさえよけりゃあいいという・・・もはやこの地球上に生きてていい生物じゃあないなこいつは・・・ よく見たらやれやれ趣味の悪い時計だな・・・だがそんなことはもう気にする必要はないか・・・もっと趣味が悪くなるんだからな・・・顔面の形の方が・・・ よくたったひとりで孤独に闘ったと思うよ・・・尊敬するぜ康一くん・・・成長したな こいつに何か言ってやれ・・・キメのセリフを バシッと! 康一くん・・・君は本当に頼もしいヤツだ この町に来て君と知り合えて本当によかったと思ってるよ・・・ 「黄金の精神」を持ってるってセリフ・・・撤回するか?じじい |
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第六部「ストーンオーシャン」 | |||||
人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だ だが時として「カス」が残る 「恨み」というカスがな・・・ 法律は無視する やれやれだ・・・ヘヴィすぎるぞ! わかった・・・信じよう もうちょっと左側へ出て来てくれるとベストだが・・・まあいいだろう 今いち気に入らないがギリギリだ おまえの事は・・・いつだって大切に思っていた ・・・言ってる事がわからない・・・イカレてるのか?・・・この状況で |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
モハメド・アヴドゥル | 引分 | してやられたというわけか? |
花京院典明 | 勝ち | おれが裁く! |
キャプテン・テニール | 勝ち | 「流星刺指」!! |
フォーエバー | 勝ち | てめーはすでに動物としてのルールの領域をはみ出した。だめだね |
ラバーソール | 勝ち | ドゥーユーアンダースタン? |
ズィー・ズィー | 勝ち | ほーぉ、それじゃあ誰がこの空条承太郎のかわりを務めるんだ? |
エンヤ婆 | 勝ち | 一呼吸するうちだ |
鋼入りのダン | 勝ち | てめーのつけは金では払えねーぜッ! |
アラビア・ファッツ | 勝ち | なさけねージジイだ |
ミドラー | 勝ち | ちとカルシウム不足のダイヤモンドだったようだな |
ンドゥール | 勝ち | 安心しな・・・手加減してある |
アヌビス神 | 勝ち | 初めてだ こんなに疲れるとは・・・ |
アレッシー | 勝ち | 子どもだからってなめんなよ |
ダニエル・J・ダービー | 勝ち | もし知ってたらゾッとしたゼ |
テレンス・T・ダービー | 勝ち | もしかしてオラオラですかーッ!? |
ヌケサク | 勝ち | その不死身度を参考のためおもいっきり試してみるかな・・・ |
DIO | 勝ち | てめーはおれを怒らせた |
アブサロム | 勝ち | ムカつくやつは思いっきり殴る・・・それだけだ! |
書記アニ | 勝ち | 裁くのは、俺だ! |
東方仗助 | 引分 | やれやれこいつ・・・マジであぶねえやつ |
片桐安十郎 | 勝ち | ついていけないのはこのスタンドのスピードではなくこいつの性格のようだぜ |
ネズミ(虫食い) | 負け | もう一匹いるぜ |
吉良吉影 | 負け | 君がいなければ・・・おれは・・・死んでいたな・・・ |
吉良吉廣 | 勝ち | この写真から「オヤジ」の方だけをひきずり出せばいいわけだな |
吉良吉影(2回目) | 勝ち | そしてやれやれ 間に合ったぜ・・・ |
ホワイトスネイク | 負け | スデニ・・・出来テイタナ・・・イイゾ・・・ |
エンリコ・プッチ | 負け | 娘がおまえの弱点なのだ |
総合戦績 | 27戦21勝4敗2分 |
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