小林玉美 (こばやし たまみ) |
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概 要 | |||||
ぶどうヶ丘高校のOBでゆすり屋。20歳。 元々当たり屋紛いのことをしていたが、虹村形兆のおかげでスタンド使いとなる。 スタンド能力を使って金を巻き上げる生活を送っていた。 弱いものには恐喝を行い、強いものにはわざとやられてスタンドの術中に落とす狡猾な男。 手先も器用で口も上手く、人間を言いくるめて心理的に追い込むことが得意。 本人曰く暴力は嫌い。親との関係はあまり良好ではないらしい。 当初はガタイのいい男だったが、広瀬家での闘いから段々とデフォルメ化し、最終的に康一と同じくらいの背格好になってしまった。 これは後に登場する間田も同様である。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
康一に難癖をつけて金を巻き上げようとしたが、仗助に阻まれて失敗。 その後今度は広瀬家を訪れて康一の母親と姉を術中に落とし、金を巻き上げようとする。 しかし家族を利用された怒りで康一の「エコーズ」が覚醒、形勢は逆転する。 追い詰められた玉美は康一に腹を刺されたように見せて母親を自殺に追い込もうとするが、エコーズの能力を利用した康一の説得の前に術が解け、降参する。以降は借金のとりたて人をするようになり、康一の舎弟のような存在となる。 後に間田敏和の情報を提供するが、その後仗助に化けた「サーフィス」に殴られて人知れず入院。 また仗助と露伴のチンチロリン勝負の立会人として登場もした。 康一には好意を寄せているが、仗助のことは憎んでいる様子。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | ザ・ロック(錠前) | ||||
像分類 | 物体型 | 操作分類 | 特定条件下発動型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
E | E | A | A | E | E |
その名の通り、南京錠の形をしたスタンド。
人間の胸辺りにとり憑き、「罪の意識」による重圧を与える。ウソを吐いたり、相手に罪悪感を覚えたりするとその分だけ錠前は重くなっていく。 ただし罪悪感を持たない相手には効果がなく、また錠前をとりつけられても罪悪感がなくなれば取り除かれる。 このスタンドの前ではウソを吐いたり隠し事をすることは出来ず、逆にすればするほど相手は追い詰められていく。最終的には相手に罪の重さにより自殺を決意させることもあるほどである。一度に複数の人間にとり憑かせることも可能。 スタンド名の由来は、ザ・フーのアルバム『Quadrophenia(四重人格)』に収録された「The Rock」。 |
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名 言 | |||||
ありゃあたしかにおれがおいといたネコだ だからといって無料で行っちまうつもりかときいているんだよ!オレは おまえの「罪悪感」が大きければ大きいほど錠前はでかくなるぜ・・・つまりこの錠は「罪の重さ」なのだ お・・・おれのそばによ・・・寄るな~っ さっさっさいこぉ~っ イッイ~ッ 玉美のタマはキモッ玉のタマだッ!名前に負けねーように根性見せてやるぜッ! キズはあさく叫び声は大げさにだゼ~っ いよ!康一どの!きまってますよ!男の中の男! 契約した「約束」を・・・キッチリと!迅速に・・・この心にかかる「錠前」で「取り立て」させていただきやす 仗助の「小指」がブッ飛ぶの見てェな~っ でもよ!オレにとっちゃあどっちがコケてももうかる「仕事」だがねェ~ッ クエッ!クエッ! |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
広瀬康一 | 勝ち | 罪悪感ってあんだろ?ゼニ払うことでよ~ |
虹村億泰 | 勝ち | 前歯って高ーんだよな~保険きかねーからよー |
広瀬康一(2回目) | 負け | ・・・じょ じょうだんに・・・き・・・聞こえなかった・・・ |
間田敏和 | 負け | 承太郎もこうなるってこったゼ!自信わいてきた・・・ |
総合戦績 | 4戦2勝2敗 |
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