川尻早人
(かわじり はやと)
概 要
 川尻家の一人息子。10歳の小学生。

 盗撮、盗聴が趣味の屈折した少年で、母であるしのぶからも疎まれていた。
しかし父親の浩作の部屋も盗撮、盗聴していたため、彼の異変にいち早く気づくこととなってしまう。


物語の後半では母親を吉良吉影から守るために覚悟を決めたキャラクターへと成長し、最終決戦では仗助と共に吉良と戦った(というか解説役だった)。
作中での性格と顔立ちがまるで別人のように変わる人物
劇中での活躍
 監視カメラで見た父の不審な行動、さらに猫草を屋根裏で発見したことがきっかけで父親が偽物であるという疑惑を一層深めてしまう。
さらに吉良が気まぐれで殺害したカップルの様子を動画にとり、それを使って吉良を脅したため、逆に吉良によって一度殺されてしまう。
しかしこの出来事がきっかけで、吉良の新たな能力「バイツァ・ダスト」が目覚めてしまい、早人はその媒体にされてしまう。

 瞬く間に仗助たちを爆殺された早人は、「運命」を変える「偶然」に賭け、猫草を利用して吉良を攻撃するが失敗する。
しかし、仗助を予定より早く来させることには成功し、さらに吉良が「自ら」正体を喋ってしまったことで、仗助と吉良の戦いが始まることとなる。
吉良の表情の変化から相手の行動を読み取って仗助を援護し、さらに爆弾にされた億泰に自らが触れる(=爆破される)ことで爆弾を解除するなど、仗助も驚愕する覚悟を見せ付けた。

 戦いが終わった後、何も知らずに夫を待ち続けるしのぶと共に、真実を知りながらも自らも彼を待ち続ける道を選ぶ。

 ちなみに彼は確かに一度吉良によって殺されたはずであるが、その後どうやって生き返ったのかどうかは不明。
「バイツァ・ダスト」をとり憑かせたことによって復活したのか、あるいは何らかの条件を満たしたのかについては言及がない。
名 言
最近のうちのパパ絶対におかしい・・・調べるんだ
ママにも手を出させないッ!
「キラ・ヨシカゲ」・・・確かに聞いた・・・あいつの名前は「キラ・ヨシカゲ」
「言っちゃあダメとは何の事だ」(次々に来る!)「何を言っちゃあいけないのだ?」(もう止められない)「ひょっとして君のお父さんの事かい?」(爆発する!)(みんな爆発するッ!)
ぼくは生まれて初めてマジに心の底から神様にお祈りした・・・「どうかこのぼくに人殺しをさせてください」・・・と
「闘志」がわいて来たぞッ!
偶然なんかじゃあない・・・運命なんかでもない!これは「賭け」だ!ぼくが「賭け」たんだッ!!ちょっぴり早く来させる事に「賭け」たんだッ!(そして来た!)
やった!間に合った!「運命」に勝った!
「爆発」と「空気」ッ!この世にこれほど相性のいいものがあるだろうかッ!?
あなたは死んじゃあダメなんだ・・・あなたが死んだらぼくなんか簡単にやられてあいつは自由になる!いずれぼくのママも殺される!みんな殺される!また町の人が殺される!
やはり「運命」はあの「殺人鬼」に味方しているのかッ!
おまえに味方する「運命」なんて・・・おまえが乗れるかどうかの「チャンス」なんて・・・今!ここにある「正義の心」に比べればちっぽけな力なんだッ!確実にここにある!!今確かにここにある「心」に比べればなッ!
「バイツァ・ダスト」っていう時間をふっ飛ばす「能力」なんだーッ!
ぼくは「裁いて」ほしかった・・・あいつを誰かに「裁いて」ほしかった





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