虹村億泰 (にじむら おくやす) |
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概 要 | |||||
杜王町に引っ越してきたスタンド使い。仗助とは同じ高校だがクラスは違う。虹村形兆は兄。 個性的な髪形の多い第四部キャラの中でも、なかなか変な髪形をしている。ヘタすりゃ仗助よりへnドラララララッ 学ランには漢字の「億」と、日本語で「億」を意味する「BILLION」という文字がつけられている。 性格は直情的でかつ短気。自他ともに認めるバカであり、小難しいことを考えると頭痛を起こすらしい。 そのため闘いでは常に自分が心の中に思ったことだけをするようにしている。 また生まれてからずっと兄・形兆の判断に頼って生きてきたため、自分で判断するのが苦手。 しかしクライマックスでは形兆に諭され自ら進むべき道を決断するという、彼なりの成長も描かれている。 見た目はガチの不良だが、父親がDIOから金を貰っていたこともあり、家はかなり裕福。 自炊はしているがかなりのグルメであり、イタリアンレストラン「トラサルディー」ではグルメレポーター顔負けのコメントと喩えを披露した。 辛い物が苦手な甘党であるなど、見た目に反して子供っぽい一面も併せ持つ。 また仗助や康一と違い、女の子からあまりモテてない様子。 単純でバカであるため相手の計略に乗せられやすく、特に敵との心理戦のやり取りが多く繰り広げられた第四部においては敵の手玉に取られることが多かった。 しかし仗助らにとってはなくてはならない大切な友人としての存在になっていたようである。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
当初は敵スタンド使いとして登場し、形兆の指示通りに仗助と戦うが敗北、形兆に見限られ殺されかけた自分を救ってくれた仗助に恩を感じる。 形兆が「レッド・ホット・チリ・ペッパー」により殺された後は、敵討ちも含めて仗助らと親友となる。 クライマックスでは死にかけとなるものの(実際死んだと判断された)形兆の導きもあって復活し、味方を勝利に導いたうえで生存している。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | ザ・ハンド(手) | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
B | B | D | C | C | C |
胸に「$」や「\」のマークが入った、近~中距離パワー型の人型のスタンド。
パワーはそれなりにあり、鉄骨をベコベコに変形させるなど「クレイジー・ダイヤモンド」に匹敵する力を持っている。 スピードは「B」となっているがそれほど速くなく、本人がバカということもあって敵に先手を取られやすい一面もある。 ラッシュを捌き切るほどの精密な動きは出来ず、その点では他の近距離パワー型スタンドに比べればはるかに劣る。 能力として、右手で掴んだものを空間ごと削り取る能力を持つ。削り取った部分は自然に閉じ、削られた物がどこへ行くのかは億泰にもわからない。 削り取る時は右手のひらに蜘蛛の巣上の模様が浮かび上がるが、これがない時はただの右手になる。 空間を削り、閉じるのを利用して、自分または相手を瞬間移動させることが可能。この能力で相手に触れることなく攻撃を仕掛けることができる。 小説版「THE BOOK」では、この様子を「キーボードのバックスペースをおしたとき」という言い得て妙な表現がされている。 第三部の「クリーム」と似た能力で、相手の防御を無視する攻撃力は非常に驚異であり、また空振りしても一瞬で間合いを詰められることから、仗助や形兆からは「おそろしいスタンド」と形容されている。 ただし削る能力は右手にしかなく、さらにその動きは弧を描くパターン化されたものであり、敵に動きを読まれやすい欠点がある。 さらにこのスタンドは空間や物を削ることはあっても、人間を殺傷するという場面は存在しなかった。 ヒットすればそれだけで相手は重傷を免れないから極力そんなシーンは抑えた方がいいのだろうが、彼が明確に殺意を見せた仗助や音石、吉良吉影に対してもそういったシーンは一切存在しなかった。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンド、ザ・バンド。 |
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名 言 | |||||
第四部「ダイヤモンドは砕けない」 | |||||
空間をけずりとる!・・・するとお~っ!ほお~ら寄って来たァ~「瞬間移動」ってやつさあ~っ おれはバカだからよぉ~ 心の中に思ったことだけをする 一回だけだ 一回だけ借りを返すッ!あとは何にもしねえ!兄貴も手伝わねえ!おめーにも何もしねえ これでおわりだ おれの兄貴は最後の最後におれをかばってくれたよなあ~っ 仗助~見てただろォ~? なんで康一が~ウソだろォーウソだろォーおれだってあんなこと言われたこたねーのに~ ぜーたくは言わせねーよ 丸焼けになんのをおれは助けたんだぜーッ 美容院じゃねーんだよ!おれは あっ!こりゃたまらん!ヨダレずびっ!~ツウ~よーな味だぜェ~っきっとおお~おお~っ! なんつーか気品に満ちた水っつーか たとえるとアルプスのハーブを弾くお姫様が飲むような味っつーかスゲーさわやかなんだよ・・・3日間砂漠をうろついて初めて飲む水っつーかよぉーっ ゥンまああ~いっ こっこれはああ~っこの味わあぁ~っ サッパリとしたチーズにトマトのジューシー部分がからみつくうまさだ!!チーズがトマトを!トマトがチーズをひき立てるッ!「ハーモニー」っつーんですかあ~「味の調和」っつーんですかあ~っ たとえるならサイモンとガーファンクルのデュエット!ウッチャンに対するナンチャン!高森朝雄の原作に対するちばてつやの「あしたのジョー」!・・・つうーっ感じっスよお~っ クセになるつーかいったん味わうとひきずり込まれるカラさっつーか・・・たとえると「豆まきの節分」の時に年齢の数だけ豆を食おうとして大して好きでもねぇ豆をフト気づいてみたら一袋食ってたっつーカンジかよぉー~っ! デザートはプリン~?ケッ!おれは不良だよ・・・!「プリン」なんて女子供の食う物なんてチャンチャラおかしくて・・・ンまあーい やっぱり天才だァーッ!天使のような料理人だあんたはよお~ッ いや待ちなあーっ あの野郎はよォーッ因縁的によォーッ!!この虹村億泰が仕留めるッ! てめーをけずり取りたくってウズウズしてんだぜェッ!このボゲェーッ!!! 「こいつは兄貴を殺した」!「おれがケリをつけてやる」!真実はそれひとつだッ!おれの「心の中」のよぉ~っ 「兄貴を越える」か・・・学ばしてもらったよ・・・「チリ・ペッパー」 ガーン!ま・・・また選ぶ決断かよ~ォ どっちだ!?どっちが「本体」だ!チクショー今までおれは兄貴に頼って生きてきたからなぁ~ 決断は苦手なんだよ 2度もおちょくんなよッ!この虹村億泰をッ! あいつもな・・・もう誉めるしかない おれはくれるっつーもんは病気以外なら何でももらうかんなーコラァ! かかってこい!!てめーの「ハーヴェスト」・・・一匹一匹ていねーにつぶしてやっからよォ~ 茶ワン買ったときついてる空気入ったビニール指で押しつぶすよーにプチンプチンとなあ~ いいよ・・・ゆるされなくとも・・・だがもう遅いんだぜ・・・スデにてめーは十分!「ザ・ハンド」の射程距離に入ったことに気づいてねーのかよ・・・ ここのストロベリー&チョコチップアイスをなめながら登校するのはきらいな月曜の朝の唯一の心のなぐさめなのによぉ~っ 下の川で魚釣ってよーッ 「フライパン」が釣りざおでよォ~ッ 頭の上見るとキュウリまでなっててあっこりゃ便利!座ったまんまダイレクトに材料から料理にありつけるよォーッ おれの「ザ・ハンド」がよぉー おめーに触らずして削り取ってやっからよぉー 兄貴は・・・「おまえが決めろ」って言うんだよ・・・「億泰・・・行先を決めるのはおまえだ」ってな・・・オレはちょっと考えてよぉー 「杜王町に行く」って答えたら目が醒めたんだ・・・とてもさびしい夢だったよ |
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小説版「THE BOOK」 | |||||
すわるのはこの椅子じゃねぇだろ。取調室の椅子とか、電気椅子のほうがよお、にあってるとおもうぜ 聞こえるか、【ザ・ハンド】の息づかいが 図書館っつー場所は、正直、俺の人生にあんまりかかわりがねえとこなんだよな まさに圧迫祭りってやつだぜ |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
東方仗助 | 負け | ブゲ!ドピ! |
虹村形兆 | 負け | おまえは無能だ |
小林玉美 | 負け | 「罪の意識」を感じちゃあだめだッ! |
音石明 | 負け | 完全に敗けた・・・ |
音石明(2回目) | 勝ち | 2度もおちょくんなよッ!この虹村億泰をッ! |
岸辺露伴 | 負け | 億泰くん!君の体にはすでに書き込んでおいたのだッ! |
矢安宮重清 | 勝ち | だれがおまえを守るんだ?あ? |
吉良吉廣 | 負け | いや・・・やつの方が上手だった |
鋼田一豊大 | 負け | やられたよ・・・かわしきれなかった |
吉良吉影 | 負け | 「空気」がッ!火を吹いたッ! |
吉良吉影(2回目) | 勝ち | けずり取ったモノはいったいどこへ行っちまうんだろう?ってなあ~っ |
蓮見琢馬 | 負け | なあきみ、スペイン風邪って知ってるか? |
総合戦績 | 12戦3勝9敗 |
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