ジョナサン・ジョースター
概 要
 第一部「ファントムブラッド」の主人公。イギリスの富豪ジョースター家の子息。

 初登場時の年齢は13歳。「紳士」になることを目指しており、曲がったことが大嫌いな生真面目で情熱あふれる青年。
13歳なのになかなかデカくて筋肉もりもりなのはご愛嬌。性格は『ジャンプ』コミックスの主人公にありがちなものである。
少年時の性格は、悪戯好きで不真面目な面があるなど年相応な部分もあった。

 「悪」は絶対に許さず、女性や弱い者には優しい。喧嘩は言うほどでもないが、感情が昂ぶり激昂すると、すさまじい爆発力を発揮する。
少年時代はやや臆病で逆境にくじけそうになる場面もあったが、成人後はどんな強大な敵にも勇敢に立ち向かうようになっていく。

 名前の由来については、漫画の打ち合わせ場所が「ファミレスのジョナサンだったから」という説が長らく定着していたが、近年になりそれは嘘だったことが作者自身から明かされた。
肉体能力でいえば歴代ジョジョシリーズの主人公の中では「最強」という声もある。
劇中での活躍
 富豪の子息として何不自由ない生活を約束されていたが、ディオ・ブランドーの存在、そして石仮面を巡り、運命の歯車は大きく狂い始める。
能 力
 身長195cmの屈強な肉体は、吸血鬼と化したディオと互角に渡り合えるほどの格闘能力を持っている。
さらに怒りや火事場の馬鹿力などで一時的に爆発的な力を発揮し、ディオを追い詰めた。
また、敵の攻撃に対しても怖気づくことなく果敢に立ち向かう強じんな精神力を持つ。

 さらにウィル・A・ツェペリとの修行で波紋呼吸法を習得。修行前にもかかわらず枯れた花を触れて甦らせた様を見て、ツェペリはジョナサンの持つ波紋の素質の片鱗に驚愕した。
波紋の会得は短期間で行われ、仕上げは実戦という形となったが、その出来栄えはツェペリや彼の師トンペティをも感心させるほどのものだった。

 孫のジョセフと比べ、頭脳を駆使した戦いの駆け引きの描写は少なく、あくまで己自身の肉体に頼った戦い方が目立った。
父やツェペリ、スピードワゴンらの助力を得ながら、すなわち周囲の人間と力を合わせながら戦うというのが、彼流の戦い方であった。
名 言
なにをするだァーッ!ゆるさんッ!
くそッ!ディオ!ディオ ディオ ディオ
エリナに何をしたーッ
決してゆるさないッ!この家に来てからの君のぼくに対するいやがらせではない!ぼくの事などどうでもいいッ!
君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!
ディオ!おまえのくだらないキスはこれを狙っていたのなら予想以上に効果をあげたぞッ!
正直ぼくは彼に対して友情を感じていない・・・なぜ!?彼はあんなにすごくていいやつなのに友情を感じないんだッ!
考古学なんぞじゃなく医学を勉強するんだった!でもこれはなおる病気さ!
紳士として君の実の父ブランドー氏の名誉にかけて誓ってくれッ!自分の潔白をッ!
ぼくは父を守るッ!ジョースター家を守るッ!
君がどう出ようとぼくは戦うぞ!ぼくはジョースター家のジョナサン・ジョースターだッ!!
たとえこの右手を失う事になろうとも行かなくてはならない理由があるのです!
ひっぱった瞬間ぼくの丸太のような足蹴りが君の股間をつぶす それでもいいのなら!ぼくには指4本など失ってもいい理由がある!それは父を守るため!ジョースター家を守るため!君らとは闘う動機の「格」が違うんだ!
ディオ!止まれッ!ディオ!!ディオ!!ディオーッ!
強い意志を持ってやらねばならない!
ぼくの青春はディオとの青春!これからその青春に決着をつけてやるッ!
「策」ではないッ!「勇気」だ!!
とうさァアアアアアん最期の力をォオオオオッ!!
こんな重い石ももてる!
石仮面の話が出た今!ディオの話が出た今!エリナをまき込んではいけない!彼女だけは決して!!
間接をはずして腕をのばすッ!その激痛は波紋エネルギーでやわらげるッ!
闘いの覚悟はできている!
ディオッ!君の野望僕が打ち砕く!!
ズームパンチ!
奇妙な気分だ・・・学校でならった黒騎士ブラフォードがぼくの前へ怨念をかかえて向かってくる!
ほしい!たった「ひと呼吸!」吸い!そして吐くひと呼吸!ひと呼吸でいいのだ!肺の底までしみ通る空気!そうすれば「波紋」を起こせるッ!
あなたは今・・・「これしきの痛み」と言った・・・・・。「痛み」・・・と。あなたは「痛み」を感じている!
なんという皮肉!なんという奇妙な運命!そんな!・・・魂を救うために殺さなくてはいけないなんて!
そのゆがんだ精神!醜悪なる狂気!心の奥底まで魂をディオに売り渡したな!
おまえの骨ひとつとてこの世に残さん!邪悪な魂を絶ってやる!!歴史の闇に永遠に沈め!
屍生人になど誇りある我が名を教える必要なし!
紳士として恥ずべきことだが、正直なところ今のジョナサン・ジョースターは・・・・・・恨みをはらすために、ディオ!貴様を殺すのだッ!
浄めてやるッ その穢れたる野望!
ディオ!勝ったと思うな!おまえは今!ミスを犯しているんだッ!
信念さえあれば人間に不可能はない!人間は成長するのだ!してみせるッ!
最後の最後に敗北するのはどちらかーっ 今わかるぞディオッ!!うっしゃああああッ
散滅すべし ディオ!
心が暗く冷えてしまった時暖かくしてくれたのは君なのだから だからこそ君の住むこの世界を守れた事がとてもうれしい・・・この人を父さんに会わせたかった
ま・・・まさかッ!そ・・・そんなバカな!DIOがッ!生き・・・
き・・・切れた。ぼくの体の中でなにかが切れた・・・決定的ななにかが・・・
ディオ・・・君のいうようにぼくらはやはりふたりでひとりだったのかもしれないな 奇妙な友情すら感じるよ・・・そして今ふたりの運命は完全にひとつになった・・・そして・・・船の爆発で消える・・・
戦 績
相手勝敗決着の台詞
ディオ・ブランドー負け親指を!こいつの!目の中に・・・つっこんで!殴りぬけるッ!
ディオ・ブランドー(2回目)勝ち君がッ!泣くまで 殴るのをやめないッ!
スピードワゴン勝ちやめりゃあよかった!こんなタフガイにケンカふっかけるのはよォ!
ディオ・ブランドー(3回目)勝ち蹴った先にはッ!!ジョースター家の守護神 慈愛の女神像!!
切り裂きジャック勝ちそこだァーッ!吸血屍生人ッ!!
ディオ・ブランドー(4回目)負け冷たすぎて火傷するみたいだ!
黒騎士ブラフォード勝ち山吹色の波紋疾走!!
タルカス勝ち歴史の闇に沈め!
怪人ドゥービー勝ち屍生人になど誇りある我が名を教える必要なし!
ディオ・ブランドー(5回目)勝ち散滅すべしディオ!
ディオ・ブランドー(6回目)引分ふたりの運命は完全にひとつになった
総合戦績12戦9勝2敗1分





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