プロシュート | |||||
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概 要 | |||||
ギャング「パッショーネ」の一員。暗殺チームの一人。 チーム内でもとりわけスゴミと覚悟を持ったベテランのギャング。 目的を達成するために手段は択ばない冷徹な一面を持つ一方、「死なない」限りはどれほどの傷を負っても攻撃をやめない執念深さを持つ。 相棒のペッシにはいつも叱咤と説教をしているが、彼の才能を誰よりも評価しており、信頼している。 ギャングとしての誇り高き覚悟とペッシへのぶっきらぼうな愛情を示していることから、ファンからはプロシュート兄貴の名で親しまれている。 ジョジョシリーズには四部の虹村形兆、六部のエルメェス・コステロとプロシュートの、いわゆる「三大アニキ」が存在するが、「ジョジョ」で「アニキ」といえばプロシュート、というくらいもっとも知名度が高い「アニキ」である。 公式でも「プロシュート兄貴」と呼ばれている。 プロシュートとペッシの話は全部で12話と非常に長く、後に登場するチョコラータ、セッコ戦に次ぐ、前半の山場である。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
ネアポリス駅でブチャラティチームを待ち伏せし、一度は亀の中に隠れたチームを見失うが、長年の勘からチームが列車に乗ったと感じとり、スタンドを使い無差別に攻撃を開始する。 乗客の一人に化けてミスタをだまし、倒すことに成功、そのまま亀に隠れたチームも見つけ出すが、ブチャラティに阻まれる。 ブチャラティと共に電車の外へ引きずり出されながらも抵抗するが敗北、高速で走る列車から線路に叩き落されてしまう。 ところが致命傷を負いながらも車体と車輪の隙間に潜り込み、再びスタンド能力を発動させる。 その行動はそれまで弱気だったペッシを一人の冷徹な暗殺者へと変貌させ、ブチャラティを上回るほどの覚悟を持った人間へと成長させた。 ペッシとブチャラティの戦いを見届けながら最終的に死亡する。 | |||||
能 力 | |||||
スタンド名 | ザ・グレイトフル・デッド(偉大なる死) | ||||
像分類 | 半人型 | 操作分類 | 近距離型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
B | E | 列車一本程度は十分 | A | E | C |
身体中に目のある上半身だけの人型のスタンド。腰から下は触手のようになっている。 自身の周囲にいる生物を無差別に老化させるガスを発生させる。 老化した人間は最終的に身体中の骨が枯れ木のように朽ち果てていき、そのまま寿命を迎えボロボロの状態になって死亡する。 本体は老化と若返りを自由に行うことが可能。スタンドで直に触ると、一瞬で相手を老化させ戦闘不能にできる。 老化を止める方法はないが、温度の微妙な変化で侵攻を遅れさせることはできる。 温度を下げることによって老化は遅れさせることができ、皮膚に氷をあてたり冷たいものを摂取したりすると、老化は抑えられる。 また、女性の方が男性よりも体温が低い事から、男女を区別して侵攻させることも可能。 逆に体温が上がればその分だけ老化の侵攻は早くなっていく。 老化にエネルギーのほとんどをつぎ込んでいるため、スタンド自身はパワーはあるものの、スピードでは近距離パワー型スタンドに劣る。 ただし戦う時は相手が老化して動きが鈍くなっていることが前提となるため、必然的に有利な位置で戦える。 巨大な腕で歩くため移動スピードは遅いが、老化が十分でない「スティッキィ・フィンガーズ」のラッシュにギリギリ対応できる程度のスピードはある。 スタンド名の由来は、アメリカのロックバンドグレイトフル・デッド。 「感謝する死者」という意味の名を冠したバンドは、ヒッピー文化を牽引する存在となり、「デッドヘッズ」と呼ばれるカルト的なファンを多く創出した。 作中におけるペッシは、プロシュートに対する「デッドヘッズ」だったのかもしれない。 |
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名 言 | |||||
「ブッ殺す」・・・そんな言葉は使う必要がねーんだ なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手を殺っちまってもうすでに終わってるからだッ!だから使ったことがねェーッ ペッシ オマエもそうなるよなァ~ オレたちの仲間なら・・・わかるか?オレの言ってる事・・・え? オレの「勘」だ!ブチャラティたちはどうやってかはわからんがこの列車のどこかにいるような気がするッ! この列車を「先っちょ」から「ケツ」までとことんやるぜッ! たいしたこたァねーだろォーッ 毎年世界中のどっかで旅客機が墜落している・・・それよりは軽く済むッ! オレたちのチームの他のヤツならッ!あともうちょっとでノドに食らいつけるって「スタンド」を決して解除したりはしねえッ!たとえ腕を飛ばされようが脚をもがれようともなッ! 「成長しろ」!ペッシ 「成長」しなきゃあオレたちは「栄光」をつかめねえ 「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ! 探す発想を「4次元」的にしなくてはいけないんだ ペッシペッシペッシペッシよォ~ オレはオメーを信じてるんだ オレがさっきおまえを怒った事なら「自信を持て」・・・おまえの「ビーチ・ボーイ」はその気になりゃあ何者にも負けねー能力じゃあねーか?そうだろ? おまえのおかげで全て理解したぞペッシッ! 仲間を切り捨てても娘を守るためオレを倒す!それが任務じゃあねえのか?「幹部失格」だな 馬力のある車ほどボディがあったまるんだぜ・・・「カロリー」使うからな さっきおまえの事「幹部失格」だなんて言ったが撤回するよ・・・無礼な事を言ったな・・・おまえは物事を平等に決断できる男だ・・・「自分の命」をも含めてな・・・ ヤツが「生きてるのは」太陽が西から昇らないのと同じようにおかしい事だったんだッ! やれ・・・やるんだ・・・ペッシ オレは・・・おまえを・・・見守って・・・いるぜ・・・ |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
グイード・ミスタ | 勝ち | いいや・・・もう何も食えないさ ただしおまえがだ |
ブローノ・ブチャラティ | 負け | ツイてないのは・・・オレの方か!? | 総合戦績 | 2戦1勝1敗 |
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