ウェザー・リポート | |||||
---|---|---|---|---|---|
概 要 | |||||
G.D.st刑務所囚人の一人。エンポリオの部屋の住人の一人。38歳。 毛皮のフードを被った長身の男性。記憶をプッチによってDISC化されて奪われているため、記憶がない。 そのため口数は少なく、話しかける時も顔を思いっきり近づけてくるため暑苦しい。 エンポリオの要請を受けて徐倫に協力する。 記憶がない状態では無口で冷静、人を気遣う一面も見せるが、記憶が戻った状態のウェザーは粗暴な不良っぽい性格になる。 この状態ではプッチに対する復讐心があまりに強すぎるため、凶悪なスタンド能力を無意識に発現させている状態となってしまった。 これを危惧したプッチによって記憶を封印されている。 その正体はエンリコ・プッチの双子の弟であり、生後すぐにある母親によって、死んだ我が子と入れ替えられる形となった。 プッチ家としての本名はドメニコ・プッチ、入れ替わった後の家での本名はウェス・ブルーマリン。 この時からすでに「ウェザー」という愛称は定着していた。 弟が生きているという事実を彼の母親からの告白によりエンリコは知るが、同時期にドメニコはエンリコの妹・ペルラ・プッチと付き合うことになってしまう。 焦ったエンリコは別れさせ屋に二人を別れさせるよう依頼するが、黒人差別主義者であった別れさせ屋はドメニコに壮絶なリンチを加えられて木に吊るし、ペルラは全てが終わった後に崖から身を投げて自殺するという最悪の結果を招いてしまう。 生き残ったドメニコは別れさせ屋の男を殺害、「ヘビー・ウェザー」を発現させ全ての根源であるエンリコに復讐しようと相見えるが、一瞬のスキを突かれて記憶のDISCを抜かれ、エンリコの監視下に置かれるようになった。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
徐倫たちのよき協力者となり、強力なスタンド能力でチームからも頼りにされた。 しかし徐倫らに敗北したヴェルサスがヤケになり記憶のDISCを投げたことで記憶がよみがえり、本来の目的と「ヘビー・ウェザー」を思い出したことでケープ・カナベラル中の人間をカタツムリに変えて大混乱に陥れる。 自身はアナスイと共にプッチと対峙し、死を覚悟する怒涛の攻撃で彼を死の寸前まで追い詰めたが、「引力」により運命を味方に付けていたプッチに紙一重の差で敗北。 しかし死の寸前に自身のスタンド能力をDISC化しており、これが最終決戦でプッチを倒すことにつながっている。 |
|||||
能 力 | |||||
スタンド名 | ウェザー・リポート | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離パワー型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
A | B | C | A | E | A |
頭にとげの生えた人型のスタンド。 天候を自由に操る能力を持つ。 範囲は自分の周囲に雲を発生させて雨を降らせることから、実際の天候そのものを操って大雨を降らせたり、竜巻を起こしてヤドクガエルを降らせたりできる。 空気の層を作って酸素マスクを作ったり、空気の濃度を変化させて生物を殺害するなど幅広く応用が利く。 ただし飛行機以上の風速を持つ台風は起こせないなど、気象現象の限界を超える芸当はできない。 精密動作性はEだが、本体に近ければ近いほどより正確な位置に雨や雷を降らせることができる。 スタンド自体は近距離パワー型で、風圧をパンチに乗せて打ち出し絶大な破壊力を生む。 スタンド名の由来は、アメリカのジャズ・フュージョン・グループウェザー・リポート。 |
|||||
ヘビー・ウェザー | |||||
像分類 | なし | 操作分類 | 自律型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
? | ? | ? | ? | ? | ? |
記憶が戻った事により発現した、「ウェザー・リポート」の真の能力。 オゾン層の密度を操作し、太陽光線の屈折率を変化させ、天然のサブリミナル効果を持つ「悪魔の虹」を作り出す。 その光に触れた者は自分が「カタツムリ」になると思い込むようになり、実際に身体が段々とカタツムリ化していく。 体の一部からカタツムリが出てくることに始まり、胸や背中などに渦巻きができ、目がヤリのように飛び出してくる。 カタツムリになっていくと動きが遅くなり、また身体が異常なほどに柔らかくなり身体機能が著しく低下する。 塩を浴びれば溶け、またマイマイカブリなどは天敵になる。 カタツムリ化した者に触れた者もカタツムリになるため、第五部の「グリーン・ディ」同様その射程距離は無限大に広がる。 ただしサブリミナル効果により引き起こされる現象であるため、視力のない相手には効果がない(一度見てしまうと目を閉じても意味はなくなる)。 本体であるウェザーに効果はないが、制御することはできず、ウェザー自身も自分を殺す以外にこの能力を止める手段はないと思っている。 名前の由来は、ウェザー・リポートのアルバム『ヘヴィーウェザー』。 ウェザー・リポートの作品の中でも最高傑作として有名なアルバムで、タイトルの意味は「荒天」「悪天候」。 |
|||||
名 言 | |||||
気づかないフリを・・・するんだ 「雲」で吸いとってやるよ 君がパンツを下げるならな 2分程度ってところか・・・ひん死の「雲のスーツ」だ 君を救うことはできないが・・・DISCを守ることはできるだろう・・・そして君にまだ強い意志が残っているのなら切り抜けられるかもしれない わかった・・・「F・F」 そういう事か・・・返事もできない事態というわけだな? 言えることはヤツは敵だってことだ 理由を知るためにオレは神父を追跡し倒す 悪いがオレは君たちを知らない・・・向こうへ行け・・・蹴り殺すぞ おまえいい画家だな・・・才能あるぞ・・・ 気やすく触ってんじゃあねえ!!殺すぞッ! スカっとしようぜ 付いてくる女の子と付いてこない女の子を見分ける方法知ってるか?そこの「木」と比べて頭悪そうと思ったら声をかけろだ オレを殺すんだ・・・頼むぜアナスイ 自分でもだ・・・何が起こっているのか見当もつかない・・・ オレの唯一の生きる希望はヤツとの決着をつけることだ ・・・つかんだぜ ついにおまえをな おまえは・・・自分が「悪」だと気づいていない・・・もっともドス黒い「悪」だ・・・ |
戦 績 | ||
---|---|---|
相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
ラング・ラングラー | 負け | オレの「雲スーツ」は・・・徐倫・・・どっちみちいらない・・・やるよ・・・ |
ウンガロ | 勝ち | 戻るぞ・・・「ストーリーどおりだ」・・・アナスイ・・・ |
エンリコ・プッチ | 負け | ウェザーはすでに救われていたんだ |
総合戦績 | 3戦1勝2敗 |
戻る |