ドナテロ・ヴェルサス | |||||
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概 要 | |||||
DIOの息子の一人。 登山者のような服を着た、一見クールな男。母親は存命中だが、ジョルノの母親同様放任主義で新しい父親と連れ子と遊び歩いている。 一見紳士的だが内面は凶悪でガラの悪い性格の持ち主。 幼い頃から持っていたスタンド能力に気づいておらず、プッチ神父によりスタンドの存在を知らされるが、ウンガロやリキエルと違ってプッチに忠誠心はない。 自らの能力に気づかせてくれたのはプッチだが、能力自体は自らの才能でありDIOの血のおかげであるという気持ちが強いためである。 そのためプッチからは信頼されておらず、反抗した時には彼から侮辱の言葉を受けている。 もともと親からの愛情を受けずスレた子どもに育ったが、少年期に窃盗の濡れ衣を着せられて施設へ送られることとなり、そこで身も心もボロボロとなってしまい社会から隠れて生活するようになった。 この経験から「大人」というものを全く信用しておらず、また誰かから命令されたり説教をされることも極端に嫌う。 そして自分にも幸せになる権利があると考え、プッチの「天国へ行く方法」を狙う。 そのハングリーさと向上心は目を見張るものがあり、単行本のプロフィールでも声援を送られてはいるが、その才能が良い方向へ向くことはついになかった。 | |||||
劇中での活躍 | |||||
目覚めたばかりのスタンド能力で徐倫とエルメェスを術中に引き入れて殺そうとするが、間一髪のところで脱出を許してしまい敗北する。 しかし闘いの中でプッチから奪っていたウェザー・リポートの記憶DISCを最後のあがきで放り投げ、ウェザーの記憶を戻し「ヘビー・ウェザー」を覚醒させてしまう。 その後逃亡し、自らが「幸せになる」ために承太郎のスタンドDISCを狙うが、徐倫たちに阻まれてしまう。 最期はウェザーとプッチの闘いの場に徐倫たちを乗せた車で突っ込んでしまい、ウェザーを倒したプッチに自身の身代わりにさせられ、アナスイにとどめを刺された。 |
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能 力 | |||||
スタンド名 | アンダー・ワールド | ||||
像分類 | 人型 | 操作分類 | 近距離型 | ||
破壊力 | スピード | 射程距離 | 持続力 | 精密動作性 | 成長性 |
なし | C | フロリダ州オーランド付近 | C | なし | なし |
目にパイプのようなものがくっついている、半裸の人型のスタンド。 地面が「記憶」しているものをその場所に掘り起こす能力を持つ。 過去に起こった飛行機の墜落事故や、戦闘機が撃墜された時の記録を掘り起し、その中に相手を捕え、巻き添えを食らわせる形で攻撃する。 過去の「事実」はその通りに再現されるため、どうあがいてもその結果を変えることはできないが、本体もその事実に干渉することはできない。 そのため、例えば飛行機事故で生き残った乗客の席に座れば、墜落したという「事実」が再現されたとしても生還することができる。 単純な戦闘だけではなく、追跡や探索、さらに盗みにも使える。 第五部のレオーネ・アバッキオの「ムーディー・ブルース」と似た能力だが、「アンダー・ワールド」は早送りや巻き戻しといった操作が出来ない代わりに、 場所を指定しなくてもどんな事象でも掘り起こすことができ、さらにその結果を現実世界に反映させられる。 スタンド自身のパワーは低く、直接的な戦闘には向かない。 スタンド名の由来は、イギリスのテクノ・ユニットアンダー・ワールド。 |
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名 言 | |||||
ごちゃごちゃうるせーんだよ 混乱させやがって・・・さっきから うるせーぞまったくよォオオ オレは敗けてるか?え?神父さんよォーッ オレは今勝ってんだろーがよ!! オレにはもともと父親DIOの血が流れているのだ おまえらの心には罪悪感が残る・・・生き残るために子供の座席を奪ったという罪!その罪を心に背負ってこのヴェルサスに挑んで来なくてはならないのだ・・・そんなやつに強い闘志が残っているか!? オレはこんなところで終わらない!オレだって幸せになる権利はあるんだッ! 手に入れてぇなあ~ オレだって・・・手に入れてぇなぁあ~ 神父のヤツより先にッ!天国に行くという力を!!幸せになりてぇなぁあああああ くそ・・・オレは敗けないぞ・・・絶対に幸せになってやるんだッ! |
戦 績 | ||
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相手 | 勝敗 | 決着の台詞 |
空条徐倫&エルメェス・コステロ | 負け | 悪いがオレは生き残るぜ |
エンポリオ・アルニーニョ | 勝ち | 地面に聞けば良かったんだ・・・ |
空条徐倫 | 負け | エンポリオ あんたを利用させてもらった |
エンリコ・プッチ | 負け | もう誰もわたしには追いつけない・・・ |
総合戦績 | 4戦1勝3敗 |
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